◆夏季休診期間のお知らせ◆

☆夏季休診期間: 8月11日(木・祝)~18日(木)

以上の期間中は全面休診となりますので、ご来院されないようご注意下さい。

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★ 当院におけるコロナワクチン(4回目)個別接種の実施についてのご案内★

 

当院で、コロナワクチン(4回目)の個別接種を実施中です(1回目・2回目・3回目は行いません)。 当院ではファイザー社のワクチンを接種しています。 供給量が確定するごとに予約の取り方を決め、予約を受け付け中です。

 

★<4回目接種の対象者> ①60歳以上の方、②18歳以上で、基礎疾患のある方(市の方へ申請する必要があります)です。 市から接種券が届いた方に限定されます。

 

☆当院では堺市民・和泉市民のみ対象です。

 

★当院では、午前診終了後(12時30分以降)に、時間を指定してワクチン接種いたします。

 

★事前の予約が必要です。 予約なしでいきなりご来院されても、接種できません。 接種券が届いた方のみ予約が取れます。

 

 

・・・<予約の取り方>・・・

 

受付窓口で予約をお取りいたします。 電話でのご予約も可能です。 お電話で確認が十分できない場合は、当院にご来院いただいた上でご予約を取らせていただく場合があります。

 

当院でのご診療の実績がない方(新患)は、カルテを作成する必要があるため、ご来院いただいてのご予約となります。

 

☆接種のご予約については、堺市・和泉市から送付された<4回目接種のご案内>をご持参されて当院受付までお越しいただくか、ご案内をお手許に置いた上で、お電話下さい。

 

・・・ ご不明な点や詳細については、診療時間内に受付までお問い合わせください。 (院長)

 


★ “異常高温”の日々を安全に過ごすためのスタッフからのご提言 … ★ 

 

今年の6月には「観測史上最も高い気温」、「35度以上の猛暑日が最高記録更新」との報道があり、さらには、近畿地方をはじめ全国各地で「観測史上最も早い梅雨明け」、「梅雨期間の最短記録更新(近畿地方は梅雨が14日間しかなかった)」と、雨の少ない時期が続きました。 まさに“異常気象”がますます進んできているのかと危惧されます。

 

人間はもとより、生き物たち全般がこの猛暑の影響を受けているように思います。 私はメダカを飼い続けていますが、毎年5月~6月はどんどんと卵を産み、多くの仔メダカが育っていくのですが、今年はあまり卵を産まず、孵っても仔メダカが育たずいつの間にかいなくなってしまう状況が続き、順調に育っているメダカがまだわずかです。 寒さには耐え忍ぶメダカも、この暑さには耐えきれなくなってきているようです。

 

日々テレビでも熱中症対策が報じられていますが、今回当院のスタッフも、非常に暑くなっている時期の対策について、記事を書いてくれました。

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♡ 7年ぶりの節電要請     無理せず工夫で乗り切りましょう! ♡

  事務スタッフ  西形

 

電力不足による節電要請と電気代の値上がり、節電と言えばエアコンを思いつく人は多いかと思います。 ここ数年気温が上昇しエアコンなしでの生活は熱中症をおこしやすくとても危険です。 熱中症が発生しやすい場所は室内が最も多く、自分が思っている以上に部屋の温度は上昇しているかもしれません。 温度計を見える所に置いておき30度以上になっていれば注意した方がいいかもしれません。 エアコンも今は省エネなものが多く 設定温度を少しあげ扇風機と併用するだけでも節電になります。 外出先から帰ってきた際窓を開けて少し換気をしてからエアコンをつけるのも節電につながるようです。

 

使っていないプラグは抜く、照明をLEDに変える、冷蔵庫の開け閉めは少なくする、カーテンやブラインドの活用、打ち水をするなど小さな事でも一人一人皆で心がけることによって大きな節電となります。

 

今年の夏も暑くなりそうですがエアコンを上手に使って暑い夏を乗り切りましょう。

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♡ 梅雨の戻り~真夏の時期に向けて ♡ 

  看護師長 佐野

 

年間を通して一番膀胱炎と帯状疱疹が多いのが梅雨です。 ジメジメしてくるといけません。 抵抗力が落ちることが原因です。 我慢せず早めに内服で対応しましょう。 続いて酷暑が来ます。

 

軽い熱のこもりでも、案外簡単に足元がフラフラして1回点滴した程度では戻らず帰宅されます。 2~3回点滴が必要な方も。 そこから元の調子に戻るには更に時間がかかりしんどい夏を過ごすことになります。

 

また、年齢を重ねると暑さに鈍感になり、冷房を入れると足元が冷えるのですぐに電源を切ってしまいがち。 衣服を調整し、エアコンを使用してくださいね。 吸う空気が涼しければ体の中から冷やしてくれるので安全に過ごせます。とは言え電気料金も怖いですが。 寝たきりの人は涼しいのに、わきの下に手を入れると熱くなりがちです。 時々手を入れて点検してくださいね。 少し体から離して空間を作ると解消します。

 

脱水予防にアクエリやポカリを頑張って飲む方も多いのですが、 砂糖が多すぎるのでお勧めしません。 汗だくで仕事や運動をする人以外、塩分は足りています。 水分を飲むコツは一回の量を減らし、回数を増やす事です。 夜間のトイレ問題もありますが、飲んで下さいね。

 

脳梗塞は夏に増えます。 夏が怖い時代になりました。 何か楽しみも見つけたいですね。 私はヒグラシの鳴き声を聞きに行きたいです。

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☆ “あの世”が在(あ)ってほしい! ☆   院長

 

毎年夏が来てお盆の時期を迎えると、亡くなられた方々に思いを馳せ、子供の頃から、「あの世からご先祖さんたちがこの世に帰って来られるんだよ・・・」と言い聞かされてきた方々も多いのではないでしょうか。

 

私は小学校低学年から、“あの世”の存在や“死”について深く考え込んでしまう子供でした。 そのきっかけは祖母の死でした。 私が小学1年生のときでした。祖母が重篤な病気で病院に入院していましたが、ある日小康状態だったのでしょう、家に外泊しに帰ってきたことがありました。 その時も布団で寝ているだけで過ごし、すぐにまた病院に戻ったように思います。 その数日後、外で遊んでいると、母親らが祖母の病室にあった荷物をたくさん持って帰ってきて、「おばあちゃんが死んじゃった!」と号泣しながら家に入っていきました。 その時の光景やその後の葬儀の場面が、今でも鮮明に脳裏に残っています。 その場にいた人の姿がこの世から突然無くなってしまう…という衝撃をずっと引きずって小学校時代を過ごしたように思います。

 

私は「死」という漢字を見るのが怖くなりました。 「死」という漢字自体が怖いのです。 実は医者となっている現在も怖いのです。 新聞などに「死」という文字を見ると、見た字数以上の「生」という字をしっかり探してじっと見つめる…というまじない(?)を子供の時から続けているのです。 そんなふうですので、“死”を怖れる不安は人並み以上だと思っています。

 

人は必ず死にます。 「死んだらどうなるのか」、それこそ死ななければ分かりません。 日本人のうち、死後の世界の存在を信じない人は3割くらいとのことですが、宗教によっても違います。 私自身何かの宗教の信者ではありませんが、親類縁者の影響で、仏教的な見方をすることが多いように思います。

 

先日、副院長と(仲良く?)いっしょに、中之島香雪美術館で開催された「来迎」展に行きました。 阿弥陀様を信じてお念仏をする人は、まさにこの世での命が終わろうとする時にその人の目の前に阿弥陀如来が聖衆を率いて直々に極楽浄土よりお迎えに来られるという信仰を絵画化したものが「来迎図」で、その数々が展示されました。 私達の親や様々な故人を思い浮かべながら、「亡くなる間際にこのような光景を見て恍惚感に浸りながら昇天されたのだろうか…」と、思わず涙してしまいました。

 

私は「(どういうものか全く分からないけれど)“あの世”がある」と信じています。 そう信じて、死への不安を小さくしています。 そして“転生”というものもきっとあるとも信じています。 亡くなった後の命(霊魂?)があの世に行きっぱなしだと、あの世はあふれかえってしまう、だからまた輪廻転生しなければあの世は維持できないなどと、勝手に思っています。 阿弥陀如来に迎えに来ていただいて、あの世に無事に届けていただけるよう、生きているうちはしっかりと徳を積むように努めていかねばならないなあ・・・と繰り返し思うのです。  (院長)

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♣  院長お勧めの本ご紹介 ♠  院長

 

先日、1週間検査入院(結果、大した異常なくホッとしました。 ご心配をおかけしました。)し、読書三昧でした。 その際に読んだ本の1つを推薦!

 

◇死はこわくない(文春新書) 立花 隆 著 630円+税

生前「人の死とは何か」を思索し続けた「知の巨人」立花隆の本を、生死の問題を究めたいと思って読みました。 色んな立場の人たちとの対談や、過去の識者たちの意見が取り上げられていて、生死の問題の認識を高めることができました。 でも、やっぱり“死”とは何か、よく分からない・・・。

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