◆休診日・冬季休診期間のお知らせ◆     

年末年始の休診期間:12月27日~1月5日

12月26日(土)午前診が年内診療最終です。

1月6日(水)午前診より、年始診療開始です。

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★インフルエンザワクチン接種のご案内★

現在インフルエンザワクチン接種を実施中です。 1月31日までの期間、当院で実施いたします。 インフルエンザワクチンについては、効果が不確実ですが、接種した方がかかっても軽症ですむといわれています。 特に病弱のご高齢者ではインフルエンザが重症化しやすく、ご高齢者では接種する意義があると考えます。 また、今シーズンは新型コロナ感染症の蔓延の状況があり、発熱等の発症だけでは鑑別がむずかしく、また、発熱等の症状がある人の診察が行える医療機関がかなり限定される予想のため、発熱等の原因の1つのインフルエンザにかかる可能性を減らすことが肝要と考えます。

なお、卵・鶏肉のアレルギーのある人は接種できません。

13歳以上では、1回接種で十分とされています(12歳以下は2回接種が勧められています)。

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従来から当院に定期受診されている方は、定期診察時にワクチン接種することができますが、それ以外の方は予約が必要です。 ワクチンの在庫が切迫しており、在庫や納品予定を見ながら、ワクチン接種の予約を行っていますので、一旦お断りせざるを得ないことがあります。 お断りした場合でも、後日お問い合わせいただければ接種可能となる場合があります。 

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<インフルワクチン接種の費用について>:

(ワクチン代+接種手技料)4000円(税込)です。

65才以上の堺市民は、今年度に限り、全額補助があり、無料で接種を受けることができます。

☆64歳以下の方で無料となる条件に該当する方は、証明できるものをワクチン接種当日にご持参下さい。 接種時にご提示されないと無料になりません。    詳細は受付まで。 (院長)

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◇  発熱や風邪症状のある場合の医療機関への受診について

コロナ蔓延の状況が続いている中、他の患者さんへの感染防止のため、発熱や風邪症状のある方は医療機関へ直接受診せず、必ず事前に電話で各医療機関に問い合わせる必要があります!

当院では、空間的に分けるスペースがないため、発熱や風邪症状がある方の診察ができません

まずは当院にお電話してください 症状をお聞きした上で、地域外来・検査センターや発熱外来を担当している医療機関をお知らせできる予定です。(但し、このこころ誌を作成している時点では、まだ非公表であるため、私どももご案内できません。

●当院の近隣では、堺咲花病院が、発熱や風邪症状のある方の診察が可能とお聞きしています(状況によりお断りすることがあるとのことです)。 まずは、堺咲花病院へお電話して、受診可能かどうか、必ずお電話してください。

堺咲花病院 ☎ 295-8833

●症状をお聞きした上で、症状がないご家族等にご来院いただき、症状から判断出来得る範囲で薬の処方を行うことは可能です。

●診察希望の方は、新型コロナ受診相談センターに、お問い合わせいただくことも可能です。

新型コロナ受診相談センター ☎ 228-0239

●地域外来・検査センターでの検査でコロナやインフルエンザが陰性と判定された方は当院での診察は可能です。 その場合でも必ず事前にお電話下さい。

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★ 夜診の中止を継続いたします ★

◎ 院長自身の病状や病気の経過について、このところ毎号お伝えしてまいりましたが、少なくともコロナ蔓延の状況が続く期間は、引き続き夜診の休診を継続させていただき、午前診のみの診察に限定いたします。 夜診帯のご受診が都合の良い方々には大変申し訳ございません。 今後、夜診を復活するかどうかについては依然未定です。 勝手ながら、どうぞご理解を賜りますよう、よろしくお願いいたします。◎  (院長)

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♡ 善玉菌が喜ぶ和食

事務スタッフ  加藤 智美

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和食は、野菜が豊富、油分が少ない、肉よりも魚が多く使われている、豆製品が多く使われている、漬物などの発酵食品が多彩に摂りいれられている、などなど、体にとても優しい要素がたくさんあります。 ごはんを中心とした「一汁三菜」の和食スタイルが健康長寿の献立モデルとして理想とされています。

ふだん当たり前に食べている和食が、「腸内フローラ」にも良い、つまり善玉菌が喜ぶ健康食だそうです。

「腸内フローラ」とは、腸内における腸内細菌のことですが、食生活の乱れやストレス、過労などによって絶えず変動しています。 和食中心の食事に、乳酸菌を含むヨーグルト、チーズ、キムチ、ぬか漬けといった発酵食品を積極的に食べたり、乳酸菌の栄養となる食物繊維と呼ばれるオリゴ糖などを含んだ食品を摂れば、腸内環境において、善玉菌の代謝が促されるそうです。

食欲の秋、季節の食材を楽しみましょう。

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♡ 口腔ケアの重要性

看護主任  住友 久美子

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口の中の乾燥気になりませんか。 加齢により口の中は歯茎がやせ唾液も少なくなり自浄作用が低下し、味覚の変化や嚥下障害がおきやすくなります。 口腔ケアしていますか。 歯磨きと少し違います。 口腔ケアとは口の中を掃除して清潔に保ち、口の機能を回復・維持・向上させることです。ポイントは歯だけでなく舌や上顎なども舌ブラシやスポンジブラシを使って汚れを取り除くことです。歯間ブラシやフロスもおススメです。 食事前に口周辺のマッサージやパタカラ体操も唾液の分泌に効果的です。

歯周病は口腔機能だけでなく認知症の悪化に関わっていることが分かっています。 口腔ケアで歯周病を予防・治療し、入れ歯を合わせしっかり噛むことで脳に刺激を与え、唾液の分泌を促し認知症を予防、進行を遅らせることが出来ます。 誤嚥性肺炎や糖尿病、心臓病の予防にも効果があります。

堺市では自己負担500円で口腔内診査、機能チェック、衛生指導などの歯科検診を受けることが出来ます。71歳から74歳の方は来年3月末まで無料です。この機会に是非受診してみてください。

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母の“往生” を想う   (院長)☆彡

私事ですが、私の母が先日亡くなりました。 私ども近しい者たちが見守る中で、眠るように安らかに旅立ちました。 「ほんの数か月前まではとても元気だったのに、きっと落ち着いて退院してくれると信じていたのに、なぜ?」と悲嘆にくれました。 そのような心境の中、お通夜で僧侶が、“お母様がお浄土に生まれ変わって往くのです”と優しく語りかけて下さいました。 まさに“往生”です。

・・・・・ふと、以前聞いたお話を思い出しました。・・・・・

娘さんを白血病で亡くされた方が大変なショックを受けていた当時、ある牧師さんが次のような話をしてくれたそうです。  「湖の中のヤゴたちは、自分たちの仲間が上に上がってしまって、今までにただの一匹も戻ってきたことがない。上にどんな世界があるのか不思議だった。 ある日、とうとう上に上がることになった昆虫は、仲間たちに『上にどんな世界があるのか、見てきたら必ず戻ってきて教える』と約束し、そして上に上がって行った。 ところが、上に上がった昆虫はトンボになって、もう二度と水の中には戻れない。 こんな素晴らしい自由な世界があるのにみんなに教えてあげられない。 たとえ戻れても、姿が変わっているからわからないだろう。 水生昆虫は死んでしまったのではない。 トンボになって素晴らしい世界で生きている。 死はすべての終わりではなく、ほんの始まりに過ぎない。」・・・・・  私は、母が空から私たちを優しく見つめてくれていると思いました。 きっと、お浄土への旅路を歩んでいる途中だろう・・・母はこの世からいなくなったけど、お浄土に往生するんだ・・・そう思うと悲しみが薄らぐ気がしました。

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人間は必ず死にます。 しかし素晴らしい来世があることを信じて、そして現世にベストを尽くすことが来世につながっていくと信じて、改めて今を一生懸命生きようと私は思いました。  (院長)