◆ 当面の休診日のお知らせ ◆

     

☆夏季休診期間のお知らせ:

    8月10日(日)~17日(日)は全面休診です。

   

10月16日(木)は院内行事のため休診いたします。

     

・・・・気が早いですが、年末年始の休診予告

★12月26日(金)午前診で、年内診療 最終です。 (12月26日午後~1月4日休診)

★1月5日(月)午前診より、年始診療開始。

    


  

☆ (久々の)健康教室のご案内 ☆

    

 忙しさにかまけて健康教室を長らく行なっていませんでしたが、久々に健康教室を開催いたします。 皆様のご関心事に沿ったお話ができればと考え、以前アンケートを取らせていただきました。いただいたご意見に基づき、下記のテーマで院長がお話しさせていただきます。 皆様のご参加をお待ちいたしております。

     

 ☆テーマ:「健康寿命を伸ばすための日頃の心掛け」 

 ● 日時: 平成26年10月15日(水)14時開始

 ● 場所: 栂文化会館・3階視聴覚室(15時半まで)

     

 ご参加ご希望の方は、事前に必ず受付までお申し込みください(席が限られておりますので、事前のお申し込みのない方にはご参加いただけない可能性があります)。 ふるって、ご参加をよろしくお願いいたします。 

      


    

 食塩の取り過ぎにご注意!●   副院長

     

 先日、生活習慣病に関する研究会に参加してきました。 ある健診センターの担当医のお話で、「健診の立場から考える耐糖能異常と高血圧~肥満・食塩摂取の管理~」というテーマでした。 人間ドックを受けられる方は年間約300万人で、一番多いのは耐糖能異常(糖尿病予備群)、次に高血圧、肝機能異常(脂肪肝)… と続きます。  食塩摂取量が多いと高血圧になりやすいというのはご存知と思いますが、食塩摂取量多い人は糖尿病も発症しやすいことが分かってきました。 減塩すれば、高血圧および糖尿病の改善につながりますが、なかなか減塩しにくいのが現状でしょう。 そういう減塩しにくい人にはカリウム摂取をお勧めします。 カリウムは塩分の中のナトリウムの排泄を促進してくれます。

    

 カリウムは、主に野菜類(アスパラガス、ブロッコリー、ほうれん草など)、いも類、果物類(プルーン、干しあんず、バナナなど)、豆類、海草類に多く含まれています。 こうした食品を積極的に食べるようにして、バランスの良い食事を目指しましょう。 ただし、腎臓が悪い人がカリウムを多く摂取すると「高カリウム血症」になり、血圧の上昇を招くことがありますのでご注意ください。

     


    

☆ 上手な水の飲み方のご紹介 ☆

  事務主任  森永 真紀

      

 これからの季節、特に水分摂取はとても大切になってきます! そこで「上手な水の飲み方」をご紹介!!

     

・水分はバランスが大切: 人間(成人)の体の約60%は水分で出来ています。 水分は、栄養を全身に運んだり、老廃物を回収・排出したり、体温を調整したり・・と大切な働きをしています。 体内の水分を常に一定に保つ必要がありますが、毎日汗や尿などから失われていく為、失われた水分をしっかり補給する事が大切です。 私たちの体は1日に約2.5Lの水分を排出し、約1.5Lの水分補給が必要で、水分は不足しすぎても大量に摂りすぎても、体の負担となる為、損失した量と補給する量のバランスが重要です。

    

・水分補給のポイント: 一度にたくさん飲むよりもコップ1杯程度をこまめに飲む。 例えば、コップ1杯が約200mlだとすると1日7~8杯で1.5Lになります。

     

・水分補給のタイミグ: 

★起床時; 寝ている間にも汗をかいて血液の粘度も高くなっている為、朝の水分補給はとても大切です。 

★入浴する時;入浴の前後にはしっかりと水分補給をしましょう。 半身浴などで長時間入浴する場合は入浴中にも、こまめに水分補給を。 

★就寝前; 寝ている間にトイレに起きたくないという理由で寝る前の水分補給を避けている方も多いのではないかと思いますが、寝ている間にも汗をかく為、寝る前にも適度な水分補給が大切です。

     

 これから梅雨が明け、暑さも本番になってきます。熱中症対策として他にも色々あると思いますが、まずは水分補給をしっかりして暑~い夏を乗り切りましょう  (^O^)/ 

   


  

◆ 帯状疱疹にご注意を!◆  

  看護主任 松本和栄

     

 帯状疱疹は、水疱瘡(みずぼうそう)と同じウイルスによって起こる病気です。 水疱瘡(みずぼうそう)は治った後もウイルスが消滅せず、体の神経節に隠れて免疫力が低下したときにウイルスが復活します。過労やストレス、病気、高齢化などが原因です。 梅雨時は体調を崩しやすい為、かかる人が多いです。 特に胸や背中、顔面、頭部に出る場合が多く、片側にだけ出るのが普通です。 痛みや痒みから始まり、皮膚に赤い水ぶくれができ、かさぶたになり治ります。 多くの場合は強い痛みを伴い、刺すような鋭い痛みから始まり、衣類と触れるようなわずかな刺激にも、ピリピリと痛みを感じるようになる場合もあります。

    

 治療は抗ウイルス薬で、飲み薬や点滴もあります。薬はウイルスが増えるのを防ぎ、早い段階で飲み始め、症状が治まっても飲みきる必要があります。 皮膚症状がなかなか出ない人もいます。 痛みがあるので湿布を貼って、湿疹を湿布かぶれと間違うこともあります。 私も1カ月程前に、帯状疱疹になりました。 元々アトピーがある為、帯状疱疹の湿疹と気付かず、痛みもテントを張った時の筋肉痛だと思っていました。 数日経ってから気付き、薬を飲み始めました。 私は無事に治りましたが、皮膚症状が回復しても痛みだけが残り、いつまでも続く場合があります。 これを「帯状疱疹後神経痛」といいます。

     

 帯状疱疹になるのは、疲れやストレスで体の抵抗力が低下している証拠なので、無理をせずに栄養と睡眠を十分にとり、規則正しい生活をすることが大切です。 また、帯状疱疹ワクチンは日本にはまだありませんが、水痘(みずぼうそう)ワクチンでも同じ効果が得られます。 高齢者は痛みも残りやすいので、ワクチン接種で帯状疱疹の予防ができます。

      


    

● 院長のプライベートタイムから ・・・ 近郊の花巡り ● 

            

 私は元々神社仏閣巡りが趣味ですが、昨年のダブル遷宮を迎えた伊勢神宮と出雲大社への参拝をきっかけに、妻の副院長といっしょに西国三十三所巡りを始めました。 昨年は、皮切りに、近場の五番札所の葛井寺(ふじいでら)に参拝。 時は5月のGWで藤の花が満開でした。 西国三十三所は観音菩薩の霊場であると共に、四季折々の花鳥風月に出会う場でもあることを知りました。 昨年の秋には、京都・清水寺(十六番札所)と姫路・書写山円教寺(二十七番札所)で見事な紅葉を楽しみ、今年の春からは、和歌山・紀三井寺(二番札所)で関西で最も早く咲いた桜を、宇治・三室戸寺(十番札所)で一万株に及ぶというアジサイを楽しみました。

    

 西国三十三所巡り以外でも、この春~初夏は日曜日毎に近郊の花巡りをしました。 京都府八幡市の淀川河川公園・背割堤地区の堤防に沿って延々と続く約250本の桜回廊は何という壮観! 今まで見た桜並木のうちでダントツ! さらに、堺市内での花巡りとしては、浅香山浄水場のサツキ、白鷺公園の花ショウブ、三宝下水処理場のアジサイを楽しみ、身近な所でも花の名所があることを再認識しました。 ある新聞の土曜日の夕刊で、六甲山の近くの神戸市立森林植物園でアジサイが満開であることが紹介されていたのを読み、翌日の日曜日の早朝に出発してそこを訪れました。 名前の通り、森林一山まるごとが植物園になっており、森林浴をしながら園内に広がる色とりどりのアジサイを満喫し、さらに大きな池に咲くスイレンやハスの花々を見て、「これが極楽の風景なのだな~」と悦に入りました。

     

 日本は四季の移り変わりが大きい国であるが故に、私たちは四季折々の花木を楽める幸せを感じます。

     

 私がこの記事を書いている途中、「わざわざ花を見に行かなくても、院長はいつも女性スタッフの「花」に囲まれていてうれしいねエ」と、「花の親分」(副院長のことです)が言っとりました。