院内報「こころ」
Medical Journal KOKORO
◆ 当面の休診日のお知らせ ◆
当面の休診予定日をお知らせいたします。
*3月:3月8日(土)、3月22日(土)は休診。
*4月:4月12日(土)、4月26日(土)は休診。
◎5月からは、土曜日の診療も他の平日同様に毎週行ないます(次の記事をご参照下さい)
★ 重要なお知らせ:
本年5月7日(GW後)より、 診療形態(診療日・診療時間等)を、大幅に変更いたします!!★
前号で予告しましたとおり、本年5月7日(ゴールデンウィーク明け)より、診療日時が大幅に変更となります。 徐々に在宅医療対象の患者さんが増え、在宅医療に今後も時間をもっと割かねばならなくなる状況になってきたこと、 地域での諸活動(医師会、保険医協会など)において、院長が一層役目を担わなければならない立場となってきたこと、 院長も歳を重ねるに従って、体力や気力が落ちてきていること、以上の背景により、夜診を1つ減らすこととしました。 また、午前診と夜診の間の時間に上記の諸活動をする時間を確保するため、夜診の開始時間を18時からと遅くすることにいたしました。 以上の事情をどうかお汲み取りいただき、ご了承願います。
●夜診が、月・水・金(週3回)になり、
夜診の受付時間が、18時00分~19時30分となります。
●土曜日の診療は、(原則的に)他の平日と同じように毎週診療いたします(他の平日と区別がなくなり、土曜日を特別扱いしません)。
●在宅医療を行なう日時も変更となります。
これに関しては、現在在宅医療を受けておられる方々に、直接ご相談させていただきます。
●今までと同様、院長(神経内科)は、予約での診療のみです。 但し、診療予約の時間枠が変更となります。 同じ時間に2~3人の予約を取り、当日の受付順に診させていただきます。 今まで、 予約通りにご来院されない場合があることが時間がずれる原因の1つであり、このような予約の取り方にさせていただき、少しでも予約時間通りの診察に近づくよう努めます。 それでも時間がずれることが多々生じることと存じますがご了承下さい。
●急なご体調不良時や、内科的疾患は、副院長(内科)がそのつど診察いたします。 副院長の診察は予約不要で、当日の受付順に診させていただきます。
普段院長が診させていただいている方も、院長が予約の方で手一杯の場合は副院長が(院長と相談しながら)対応させていただきます。
以上のことについて、ご不明の点や詳細につきましては、受付にお問い合わせ下さい。(院長)
◆ 70歳~74歳の方々の、本年4月からの医療機関での窓口負担に関する誤解について ◆
本年4月から、医療保険制度の改訂があり、消費税が8%になることに伴い、基本診療料が少しアップされます。
また、70歳~74歳の方の医療費の窓口負担が、今まで1割に据え置かれていましたが、2割に増えます。 但し、これは、4月1日以降に新たに70歳になられる方々に適用されるのであって、現在70歳~74歳で1割負担の方はそのまま1割負担のままで据え置かれることとなりました。 保険証には「2割」と記載されていますが、1割のままです(ご収入が増えて一定額よりも多くなる場合は負担割合が増えることがあります)。 当院でも、「4月から2割負担になるから、今の内に薬をたくさん処方して!」「検査も3月中にして!」などとおっしゃる70歳~74歳の方々、ご安心あれ! 詳細はご所属の保険組合や役所にお問い合わせ下さい。
なお、医療保険制度(診療報酬制度)の内容がこまごまと2年ごとに変わるため、今回も4月以降に窓口でのご負担額が変わってまいります。 適用する請求内容が変わる場合があり、今までと大きくご負担額が違ってくることがあります。(院長)
● 排便ケアセミナーに参加して
便秘で悩む方にお伝えしたいこと ●
看護師 藤原 美紀
1月に、大阪府保険医協会での「排便ケアセミナー」に参加して勉強してきました。 そこで話されたことをかいつまんで、便秘に悩む方にお伝えいたします。
高齢者の多くが抱える悩みの1つに便秘があります。 排便がうまくいかないと腹痛やお腹が張ったりと様々な症状があらわれてとても苦しくつらいものです。 便秘になる原因は運動不足、睡眠リズムの乱れ、ストレスなどの生活習慣の乱れや、動物性たんぱく質の摂りすぎ、インスタント食品、ダイエットなどの食生活の乱れがあり、また加齢により身体機能が衰え、腹筋も弱くなってきます。 そこで食べ方のコツとして、まずよく噛んで食べる。 食事はできるだけ定時に摂るように。 野菜は煮てボリュ―ムを増やす。 また食物繊維や乳酸菌など便秘によいとされるものだけを摂るのではなく、いつもの3度の食事をきちんと摂った上で1つプラスして摂取することが大切です。 便秘の解消に向けて心身をリラックスさせ、身体を冷やさないこと。 便意は無視せず行きたい時に行く。 こまめな水分補給、適度に運動することを心がけ、どうしてもサプリメントや薬に頼りがちですが、まずは自分の生活習慣を整え、食生活を見直していくことが大切です。
● 『ピラティス』のお勧め ●
事務スタッフ 佐藤 雅代
私はストレス発散・健康維持の為にスポーツクラブに通っています。 そこで初めて『ピラティス』というエクササイズがあることを知り、今ではお気に入りのエクササイズの1つです。
『ピラティス』はもともと兵士のリハビリの為に看護師のジョセフ・ピラティスが開発したエクササイズだそうです。『ピラティス』は交感神経を活性化させ、インナーマッスルを鍛えたり、血行促進・姿勢の矯正などに効果があるそうです。 『ピラティス』は呼吸法が大事で胸式呼吸で行われています。 鼻から息を吸い肋骨を横にも後ろにも広げるように胸を膨らませ、広げた肋骨を狭めるように口から息を吐きます。 その時にワンサイズ小さいジーパンのボタンを留めるようにお腹をへこませます。 お腹はへこませたまま鼻から息を吸い肋骨を膨らませ、肋骨を狭めるように口から息を吐く呼吸を繰り返します。 呼吸は寝ても、座っても、立っても出来るので思いついた時にすると身体の中が温かくなってきます。
時間がない、外出が難しいなどなかなか身体を動かしにくい方でも出来るのでお勧めです。 無理のない範囲で続けられれば知らないうちに体幹が鍛えられているかも?!です。
◆ (久々に)「院長の好きな言葉」シリーズ ③ ◆
「 逆手(さかて・ぎゃくて)にとる」
「逆手にとる」は、「相手からの攻撃を、逆に自分が利用して相手へ切り返す」という意味から派生して、「自分にとって不利な条件を、逆にうまく利用して強みにすること」という意味で良く使われます。 「逆転の発想」という言葉につながりますね。
昨年の秋、家族旅行で姫路城に行きました。 ご存知のとおり、天守閣が大修理工事のために大きな覆いですっぽりと隠されていました。 しかし、修理施設に登って普段は見れない大天守の屋根を目の前で見れる機会になっていました。 これが大評判で、修理期間であるのにここ数年数多くの来場者がありました。 これぞ工事という逆境を「逆手にとった」みごとなイベントであったと思いました。
また、旅館に泊まった時のことです。 露天風呂に掛かっている木札を見ると、「葉っぱも虫もお風呂が大好きですぐに入ってきますが、おじゃまでしたらすぐにすくって外へ出してあげてください」と。 露天ですから当然葉っぱや虫が絶えず風呂の中に入ってきてクレームもあったのでしょう。 こう書かれていると、クレームどころか微笑んでしまいました。 まさに「逆手にとった」素晴らしい対応ですね。(院長)