院内報「こころ」
Medical Journal KOKORO
◆◆ 休診日のお知らせ ◆◆
☆5月6日(土)はGW期間のため休診いたします。
☆6月8日(木)は学会参加のため休診いたします。
・・・ 以上の日はご来院されないよう、ご注意下さい。
☆ 堺市“三つ葉の会”主催
市民民向けシンポジウムのご案内 ☆
「高齢者をはじめ、すべての市民にとって住みやすい堺市にするため、研鑽し合い、堺市政をサポートしてゆく」ことを目指して、医療・介護・福祉・住まい・地元の各種企業等の有志が集い、“三つ葉の会”が昨年秋に結成されました。 当院・嶋田クリニックの院長がその会長を拝命いたしました。 その“三つ葉の会”主催で、下記の通り、市民向けシンポジウムが開催されます。 介護サービスの内容をもっとよく知っていただくことを目指すもので、堺市の竹山市長のご講演、ケアマネージャーさんの基調講演、訪問看護ステーション・介護老人保健施設・特別養護老人ホーム・サービス付高齢者住宅の各担当者のお話等、盛りだくさんです。
●シンポジウムテーマ:「自分たちが暮らす街の
“介護サービス”について ~ あなたは介護の困
りごとを誰に相談していますか ~」
●日時:平成29年3月25日(土)
14時~16時30分 (13時開場)
●場所:泉ヶ丘ビッグ・アイ 大ホール
★参加申し込み不要、参加費不要
★業者の方々による、介護関連の展示・相談コーナーが多数出展されます!!
詳細なチラシは、当院の待合室に置いていますので、ご興味のある方は取りにお越しください。 多くの方々のご参加をよろしくお願いいたします。(院長)
★道路交通法改正のポイント
~ 認知症の方は運転免許取消しに ★
高齢運転者が関与する交通事故の割合が年々増加傾向を示しており、特に認知症の高齢者が加害者となるケースも目立ってきていていることは皆様ご存知でしょう。 その対策として、まもなく(この3月12日から)道路交通法が改正され、認知症の方の運転免許維持が難しくなります。
●75歳以上の人に対しては、今までも3年ごとの免許更新時に認知機能検査がなされていましたが、その方が事故を起こさない限り免許維持ができました。 それが、「認知症が疑われる」場合、事故を起こしていなくても、警察が指定する医師による専門検査か、またはかかりつけ医に認知症かどうかの診断書を書いてもらうかが必要となりました。 それで「認知症」と診断されると、免許取り消しの行政処分となります。
●また、75歳以上の人が交通違反(特に信号無視、一旦停止無視等)を犯した場合も、そのつど認知機能検査が行われ、免許更新時と同じ対応がなされます。
・・・かかりつけ医が、認知症の方に「温情」で「認知症ではない」と診断書に書いた場合、その方がもし事故を起こしてしまったら責任問題となるため、厳しく当たらざるを得ません。・・・
★★自動車運転免許自主返納制度のご活用を!: 各自治体では、運転免許証を自主返納して運転経歴証明書の交付を受けた場合に様々な特典が得られる制度があります。 大阪府でも、65歳以上の方が、サポート企業・店舗において運転経歴証明書を提示することにより、様々な特典を受けることができます(タクシー乗車運賃の10%割引、各店舗の飲食代の割引等々)。 詳細は、大阪府のホームページをご覧ください(「大阪府 高齢者運転免許自主返納サポート制度」でインターネット検索してください)。 ただし、あくまで「自主返納」の場合であって、上記の行政処分で免許取り消しになった場合は、こういった特典は得られませんので、ご注意を!!
しかし免許の自主返納が進むためには、車なしでも生活できるよう、地域の公共交通機関の充実や生活環境の整備が必要ですね。(院長)
◆ 肺炎球菌ワクチン接種はお済みですか?
「65歳からの肺炎予防」 副院長 ◆
平成26年10月から肺炎球菌ワクチンが定期接種の対象となりました。 国の制度としては65歳以上の方は、定期接種の対象となる期間が平成30年度までの間に1人1回と決まっています。(65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、…5の倍数に達する年度)対象年度においてのみ、公的助成が受けられます。 平成31年度以降(平成31年4月1日以降)はその年度に65歳になる方のみが対象となります。
現在、堺市では国の制度をカバーするために年度ごとに65歳以上の方全員を対象として定期接種を行っています。 すなわち、堺市民で65歳以上の方なら全員、肺炎球菌ワクチンが接種できるのです!! 過去にすでに肺炎球菌ワクチン接種を受けた方でも、5年以上空いていれば、再接種できます。 平成31年3月31日までの期限のある制度で、残り約2年ですので、65歳以上の方で肺炎球菌ワクチン未接種で接種を検討されている方は、早い目に接種をお勧めします。(副院長)
💖 春が来た~♪ 💖 看護主任 佐野 亜紀
まだ寒い日もありますが日差しは春めいて来ましたね。 先日荒山公園へ梅見に行って来ました。 可憐な花と古木に見える幹との対比に不思議な魅力を感じます。 本当は若木かな?と思いながら香も楽しみました。 その日は寒かったのですが、これから日中は暖かい日も増えてきます。
朝晩は寒いので防寒対策をして外出し、そのままの服で過ごすと熱がこもる事があります。 上着を脱ぐと荷物になるし、水分を飲むと外出先ではトイレが困るので控えてしまいがちです。 結果、血圧が下がりすぎ気分不良になったりします。 その事を頭の隅に入れて春を楽しみたいと思います。
皆さんは何から春の訪れを感じますか? 私はオオイヌノフグリです。小さい頃からこの花が咲くのを発見して「まだこんなに寒いけど春がこっそり来てたんだな」と思って嬉しかったものです。 レンゲの花が咲くと本当の春になったと安心していました。 そしてしもやけともお別れです。
💖 花粉症について 💖 事務スタッフ 坂本 朝子
花粉の飛散が本格的になってきました。 今では4人に1人が花粉症とも言われています。 花粉症とは『季節性アレルギー性鼻炎』と呼ばれるもので、空気中に浮遊するスギやヒノキなどのアレルギーを誘発する花粉『アレルゲン(抗原)』が目や鼻の粘膜から体内に入ることによって起こるアレルギー反応のことを言います。 症状としては、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみがあります。
花粉症を予防する為には、花粉を出来るだけ体内に侵入させないようにすることが大切です。 例えば
・外出時はマスク、眼鏡を装着する。
・衣服は静電気が起きにくいものを選ぶ。
・帰宅時、玄関先でコロコロシート等で花粉を除去する。
・手洗いをするのと一緒に洗顔をする。
・・・などがありますが、これらをすべて実行するのは難しいと思います。 なのでいつもの習慣の中に一つでもいいので取り入れ対策をしていただければいいと思います。
又、最近では薬局などで顔や髪の毛用の花粉吸着防止スプレーや、衣類用の花粉ブロックスプレーなど色々と花粉対策用の商品が出ているので、それらもうまく使って花粉症対策をしてみて下さい。
♣ 桜の季節で想うこと ♠ 院長
3月に入ると桜のことが急に話題になります。 日本人は、桜の花が咲くのを大きな基準にしているとつくづく思います。 気持ちの上で桜の花が咲くまでは“冬”、咲けば一気に“春”モードになります。 日本の「年度」が4月から始まるのはイギリスに倣ったとのことですが、桜が基準となっているのではないかと思ってしまいます。
よく病気の先行きの事をお話する際、「来年の桜はまだ見れそうですね・・」などど表現しますし、学校の入学や新学期も桜の花がピッタリな感じですね。
私事ですが、初めての子供(女の子)が生まれたのも桜の花満開の時で、妻(副院長)と旧国立泉北病院の病室からの満開の桜を見て、“親業入学式”を迎えた心境だったことを思い出しました。 (院長)