●巻頭言●
 皆様、今回「こころ」誌の発行が大幅に遅れてしまい、申し訳ございま
せん!! 毎年、1~4月は非常に忙しく、ついつい先延ばしになってしまいました。
 本誌を楽しみにされている患者の皆様のお声を励みに、今後は少なくとも2ヶ月に
1回の発行を目指して行きたく存じます。(院長)
 
 
◆当面の休診日のお知らせ◆
当面の休診予定日をお知らせいたします。
 
※5月:5月2日(土)、5月16日(土)、5月30日(土)は休診。
※6月:6月13日(土)、6月27日(土)は休診。
 
土曜日は不定期に休診いたしますので、ご予約なしに受診される場合は予め必ず電話にてご確認下さい。
 
 
☆クリニックアンケート結果のご報告☆・・・・・ご協力有り難うございました
 
 受診いただいている患者の皆様方から、当クリニックに対するご感想やご意見をお聞きしたいと、この2~3月、当クリニックの待合室にアンケート用紙を置かせていただいきました。 今回のアンケート実施は、クリニックをより良くして行きたいと願う、当院の職員からの発案です。 皆様、ご協力いただき、有り難うございました(全80余名)。
 集計が完了し、ここにご報告させていただきます。 (なお、紙面に限りがありますので、要点しか掲載できませんが、詳細はクリニックにて掲示させていただいております。)
 
●「診察の予約制」については、大半の方が「現状のままで良い」とご回答いただきましたが、「予約していても随分待たされることがある」「急病時も診てほしい」等、お叱りやご要望が多々ありました。 お一人お一人とじっくりと向き合った診療をして行きたいと予約制にしておりますが、受診される方が増え、予約枠を増やして詰め込むとすぐに時間がずれてしまう・・・というジレンマに陥っております。 現在「院長は予約のみの診察、副院長は予約をゆるめにして急病の方や予約外の方を中心に診察」という役割分担をし、「普段院長が診させていただいている方を副院長が診察する場合でも、適宜、院長と副院長が相談しながら診させていただく」という体制をとらせていただいておりますので、ご了承願います。 診察時間を短縮して診療の質を落とすことはできないため、お待ちいただく時間を短縮することには限界がございますが、予約枠の取り方の工夫など改めて考えて行きたいと存じます。
 
●「処置室や診察終了後の待ち時間」については、やはり「長い」とお感じになっている方が多いことがわかりました。 待ち時間のための対処法(テレビ、雑誌、音楽等)は「効果的」とお答えいただいた方が多かったのですが、職員の業務の流れをスムースにいくよう、機械の配置がえ、作業手順や役割分担の見直し等を進めてまいりたいと思います。
 
●「職員の身だしなみ、対応、言葉遣い」についてはおおむねご評価いただきましたが、自己点検をこれからも怠らぬようにいたします。 また、「技術面について」もおおむね好意的なご評価をいただきましたが、患者の皆様のご苦痛が少しでも減るよ
うに、採血や点滴等の失敗を減らせるよう、努力して行きたいと思います。
 
●「自由意見」として、「職員のばたばた歩き回る音が気になる」「古い週刊誌などは見苦しい」「携帯電話で予約がとれるようにしてほしい」「座る場所が一杯の場合の対処法を考えてほしい」・・・等の貴重なご指摘をいただきました。 改善できるところから一つ一つ努力してまいります。 また、「医学講座を開いてほしい」とのご要望もございました。 以前、院長が講師となって健康教室を行なっておりましたが、忙しさにかまけていつのまにか中断してしまいました。改めて再開して行きたい
と思います。 
☆「自由意見」として、私どもの診療スタイル、職員たちのがんばりを大いにご評価いただくご感想も多々いただき、改めて元気をいただきました!! 皆様のお声を励みとして、一同、がんばって行きます!!
 
 今回のアンケートを通じて、改めて皆様のお声を拝聴でき、身が引き締まる思いです。 貴重なご意見を賜り、本当にありがとうございました。 当クリニックをより良くするために、一同、努力してまいります。今後ともよろしくお願いいいします。)(スタッフ一同)
 
 
●麻疹(はしか)には予防接種を!!● 中学1年生・高校3年生で無料接種できます
 
 麻疹(はしか)は子どもの軽い病気ではありません。肺炎や脳炎を合併することがあり、重い後遺症や命に関わることが多く、麻疹ウイルス自体に効く薬はありません。
 感染力はインフルエンザの数倍で、予防法はただ一つ、予防接種を受けておくことです。かつては幼児期に1回接種のみでしたが、確実な予防のため、2回接種になり、まだ1回しか受けていない子供さんは、中学1年時と高校3年時に無料で予防接種で
きることになっています。(それ以外の方は1万円くらいかかります)。せっかくの機会ですので、中1、高3の方はぜひ受けましょう! 当院でも行なっていますが予約が必要です。(院長)
 
 
☆簡単おすすめ健康法のご紹介☆
 
・片足で立つだけで転倒予防(日本医師会ニュースより)
 1分間の開眼片足立ち。ただそれだけです。1分間の片足立ちを1日3回(左右で計6回)行なうと、太ももにかかる運動負荷量は、理論上、なんと両脚で約53分歩いたのと同じとのこと!これによって骨が強くなって転倒防止効果も高まります。片足立ちが1分間も出来ないとおっしゃる方も、できる範囲で行なうことが有効です。 さあ、がんばりましょう!
 
・肥満防止に後ろ歩きの勧め(「WEDGE」より)
 後ろ向きに歩くと普段使わない筋肉(太もも、お尻、ふくらはぎ)も使うことになるため、普通の前歩きのなんと約6倍の筋肉を使うことになるそうです! しかもバランス感覚も鍛えることになり、転倒予防になります。 ただ、行なう場所にはご注意! 公園や見通しの良い歩道など、対向者にぶつからないように十分気をつけて下さい。誰かと一緒に(見張り役になってもらうため)交互に行なうのが良いでしょう。始めは5分位から、慣れれば早足や駆け足でやってみましょう。くれぐれも無理しないように!(院長)
 
 
☆☆☆院長お勧めの本☆☆☆ 久々にお勧めの本に出会いましたのでご紹介
 
◇ソフトバンク新書:「病気になる人、ならない人」 その見逃せない法則」 (土橋重隆著)700円+税  
 筆者は第一線で活躍していた有名な医師で、特にガンの患者さんと向き合う中で、ガンになるのは特にストレスが強く関わっていることに気づいたと強調しています。 また、特に積極的な治療をしていないのに治る人があり、ガンになったことで生き方を見直して心に余裕を持った生き方をして免疫力を高めることが大切と述べています。 書かれていること全てに納得する訳ではありませんが、なるほど!と読みながら手を打つことが何度もありました。 日常生活も治療も「がんばり過ぎてはいけない」ということでしょうか。ぜひ読んでいただきたい本です。
 
 
●院長のひとりごと・・・メダカと共に●
 院長が飼っているメダカがまた卵をたくさん産み始めました。メダカを孵しては育て、そのメダカがまた卵を産み、またメダカが孵る(「近親同士」の交配にならぬよう、時々メダカを買ってきて加えるようにしていますが)・・・そのメダカたちが悠々と泳ぎ回るのをみていると、「命がリレーされている」ことに感じ入り、今こうして自分が存在しているのも先祖からの命のリレーの結果なのだと思い至ります。 そして、日々一生懸命に生きようと元気が出る・・・自宅の玄関先のメダカたちが出迎えてくれるたびにそう感じ入る院長なのでありました。さあ、今年もメダカの卵を孵して、命を育てて行きますか! 以上、よもやま話でした・・・。(院長)