◆当面の休診日のお知らせ◆
 当面の休診予定日をお知らせいたします。
*12月:12月6日(土)休診
*1月:1月17日(土)、31日(土)休診
 
●<年末年始の休診予定>
 ★12月27日(土)午前診で、年内診療 最終です。(12月28日~1月4日休診)
 ★1月5日(月)午前診より、年始診療開始。
 
土曜日は不定期に休診いたしますので、ご予約なしに受診される場合は予め必ず電話にてご確認下さい。
 
◆ インフルエンザワクチン実施中!◆
 流行期に間に合うため、できるだけ早い接種をお勧めします。ワクチンを希望される方は、受付までご連絡・お申し込み下さい。(定期受診の時にも接種可能)
 
◆初めて当院を受診される方(新患):3500円
◆前回受診から間があいている方(初診):2600円
◆定期受診されている方・2回目(再診):2100円
 
◎なお、65才以上の堺市民の方は費用の公的補助があり、昨年同様1000円で接種できます。
 
※まとまった人数で同時に受けられる場合は、接種費用の「割り引き」もいたします。(要相談)
 
・『転倒予防カルタ』のご紹介
  毎日新聞(10月10日東京朝刊より) ・

 毎日新聞(10月10日東京朝刊)に、『転倒予防カルタ:詠み句48句選定 「転ばない」決意と注意、句に込めて』と題する記事が掲載されました。(以下改変)
 高齢者が転倒すると骨折して寝たきりになりやすく、65歳以上では寝たきりなど要介護となる原因の1割以上が転倒による骨折とされます。楽しみながら転ばない知識を学べるようにと、転倒予防医学研究会(世話人代表=武藤芳照・東京大大学院教授)が、転倒予防カルタのための詠み句48句を選定しました。選ばれた詠み句には、転倒予防に有効な歩き方や日常生活の注意点、手軽なトレーニングなどが盛り込まれています。体験や家族への思いから生まれた句には、「転ばないように心がけよう」との願いがこもっています。「家庭や病院、介護施設などで、活用してほしい」とのこと。
 カルタ作成にはエーザイが協力し、毎日新聞が後援。カルタは年内に完成予定。
問い合わせは事務局(ファクス03・3544・6112、〒104-0045東京都中央区築地1の9の4ちとせビル3階)。
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い 命の水を大切に
ろ 廊下にも足元照らす電気付け
は はき物は足の形とサイズに合わせ
に  日光はビタミンDの製造器骨は丈夫に筋肉しっかり
ほ ほらあるよそこに段差が気をつけよ
へ 部屋の中すっきり片付けつまずき予防
と とんとんと降りる階段油断せず
ち 近くてもつっかけ履かず靴はいて
り 両手にハナより片手に杖(つえ)を
ぬ 濡れ落ち葉妻の散歩におつきあい
る 留守居役電話が鳴っても慌てずに
を 「をや」という名選手でさえ老化で転倒 「いわんや」私は用心用心
わ  和式の生活見直そう気付かぬうちにバランス訓練
か 片足立ちを意識する
よ 夜トイレゆっくりあせらず落ち着いて
た 畳でもすべるつまずく危険がひそむ
れ れんこんのようにならない骨づくり
そ 掃除機も体づくりの健康法ゴミ出しおつかいフトン上げ
つ つかってないとさびてくるさびたらなかなかうごかない
ね ねんねんころり(NNK)にならないために 転倒防いでピンピンコロリ(PPK)
な 何もないバリアフリーの落とし穴使わぬ脚腰衰え転倒
ら 楽をしてからだの弱り進めまい
む 無理なく楽しく30年
う ウオーキング手をあげ顔上げ脚あげて
ゐ ゐぃ(Wii)フィットみんなで楽しくバランス訓練
の 脳トレに足腰使って一石二鳥
お お風呂場は滑るところの代名詞注意一つで良い加減
く くすりには効果もあればリスクあり数が増えれば要注意
や やわらかな筋肉・関節つくりにストレッチ
ま マンホールフタがぬれるとすべるもと雨の日にはゆっくりと
け 健脚度転ばぬ先の自己チェック歩くまたぐ昇って降りる
ふ ふとんでもつまずく人って多いのよ
こ 転んでも起きればいいや
え エコなれど階段灯は番外さ
て 転倒はからだの衰えのサインなり
あ 足の先大事にしよう爪(つめ)も見て
さ 歳々年々人同じからず
き きれいな人見とれてないで前見てね
ゆ ゆるゆるスリッパ危険度アップ
め めくれてる敷物あぶない転ぶもと
み 見た目より段差は高いぞ足上げよう
し 四季感じ歩く楽しみ目に耳に
ゑ 笑顔こそ転ばぬ先の杖なりき
ひ 膝(ひざ)と腰しっかり伸ばせば転ばぬ姿勢
も もう遅いいやこれからだ転ばぬ体操
せ 席探す前にまずつかまろうバスの中
す すぐ拭(ふ)こう床の水ぬれ大きなリスク
ん ん、ん、と、足指踏ん張り大地を歩く
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 どうぞ、転倒にお気を付け下さい。(副院長)
 
◆ パワーウォーキングのおすすめ ◆
看護師長 引石澄子

 歩くだけで、気分はさわやか、メタボリックや生活習慣病の予防に効果的なドイツ生まれのパワーウォーキングが今注目されています。 歩く速度は1.5倍、体への負担はジョギングの3分の1。 自分の心拍数を測りながら歩く。 心拍数は、自分の健康状態や、体にどれだけ負担がかかっているのかを知る、大事な目安となります。
 理想のトレーニングは、心拍数を保ちながら歩くことで、新鮮な酸素を体に多く取り入れ、全身の血流を良くして運動の効果を最大限に引き出すことができます。 理想の心拍数は、最高心拍数(220ー年令)の60~75%です(例えば、60歳の方なら、1分間110回前後の心拍数)。 毎分40分、約4Km、週に20~25Kmを目標に歩くこと。
 ウォーキングの姿勢は、背筋を伸ばし、肩をやや後ろに引いて、視線は5m前方、頭は上から糸で引っ張られているような心持ちで顎を引き、肘は90度に曲げ、親指を上にして軽く握ります。 肩の力を抜いて臍のあたりの高さで前後に腕を大きく振りながら歩きます。 つま先はまっすぐ進行方向に向け、歩幅は大き目に、腰から前に、かかとからしっかり地面に着地、足の裏全体を地面に着けてつま先で力強く地面を後ろに蹴る。 この歩き方により、ふくらはぎの筋肉が下半身の血流を、上半身に循環させるポンプの役割を果たします。 私は良くウォーキングをしますが、パワーウォーキングを知り自分のペースでしています。 体がポカポカと暖かくなります。 一度試してください。 楽しくなります。
(看護師長 引石澄子)
 
・ 当院スタッフのお勧めの本 ・
 ◇PHP研究所:「大人になる前に身につけてほしいこと」 (坂東眞理子著)1000 円 文:事務スタッフ・宮崎朋子
 中高生の子どもさんをもっておられる親御さんは、子どもを躾けるのにいろいろと苦労されると思います。 この本は題名のとおり、子どもたちが大人になる前に身につけておいたほうがためになるであろうことが書かれています。 子どもだけでなく大人としても大変参考になります。 親子で読んでみて日常のちょっとした挨拶やありがとうのことば掛けに気をつけるようになりました。 当たり前のことがなかなかできない世の中ですが、自分自身が少しでも変わろうとする心がけを忘れないでいたいと思いました。(事務スタッフ 宮崎朋子)
 
◆ ターミナルケアについて ◆
看護師長 引石澄子

 死に直面している人は、一人の人間として、身体的・心理的・社会的・霊的・文化的すべての痛みをかかえています。 身体の痛みを取り去っても、表面に浮き上がってくる痛みがあります。 私たちは、死に逝く人が苦しむ魂の痛みについて、「スピリチュアルペイン」というホスピスケアにおいて、その人が死に向かい合って今を生きるためのケアをします。 痛みについては、本人がどのように感じているか把握することが重要です。 
 もとに戻ることのない道を歩んでいる末期がんの人には、点滴は必要な時以外は行なわないで、自分で飲めるだけの水分、自分でとれる範囲の栄養をとって、最後の時期を豊かに過ごした方がいい。 その人の尊厳を優先する在宅ホスピスケアは、自宅で安定した普段の暮らしをすることができるよう支援します。 また、ご家族の気持ちは病む人にすぐに伝わり、家族関係がケアに大きく影響します。 在宅(家)での看取りでは、ご家族のこころの問題への関わりが重要です。 在宅(家)で看取るというのはご家族の心身のご負担が大きいことではありますが、患者さんが自然な死を迎えられるにあたり、ご家族は多くの「ファイナルギフト」を受けることになるでしょう。 当クリニックでは、「良い看取り」のお手伝いをいたします。 
(看護師長 引石澄子)