院内報「こころ」
Medical Journal KOKORO
◆年末年始の休診日のお知らせ◆
★12月28日(月)午前診にて、年内診療最終です。 (12月28日午後~1月4日休診)
★1月5日(火)午前診より、年始診療開始。
● インフルエンザワクチン接種実施中 ●
インフルエンザワクチンを只今実施中です。 インフルエンザワクチンについては、効果が不確実であるが、接種した方がかかっても軽症ですむといわれています。 特に病弱のご高齢者ではインフルエンザが重症化しやすく、ご高齢者では接種する意義があると考えます。 なお、卵・鶏肉のアレルギーのある人は接種できません。 現在13歳以上では、1回接種で十分とされています(12歳以下は2回接種が勧められています)。
なお、この秋から接種されるインフルエンザワクチンが、B型株が1種類追加され、4価(A型2種類、B型2種類)になります(従来はA型2種類、B型1種類の3価)。 仕入れ価格が上がったため、接種料を値上げさせていただきました。 特に予約は不要で、当院診察時間内に適宜お越し下さい(診察開始直後の時間帯は大変混み合うため、ご来院を避けて下さい)。 定期受診されている方は受診の際に接種できます。
<費用>(ワクチン代 + 診察・手技料)(税込み)
下記の補助の対象外の方で、当院受診されたことのある方は、3500円 (但し、新患の方は、4000円)です。
☆堺市在住の65才以上の方は、堺市からの補助があり、自己負担額が1500円で済みます。
☆無料となる条件に該当する方は、証明できるものをワクチン接種当日にご持参下さい。 (ないと無料になりません)
詳細は受付まで。
☆先日の健康教室で使用・配付した資料を ご希望の方に差し上げます☆
平成27年11月4日(水)に、「“脳力”を落とさないための日頃の心掛け」と題した健康教室を開催しました。 50名を超える多くの方々にご参加いただきました。 その際にご参加された方々に配付させていただいた資料が残っています。 参加されなかった方で、資料をご希望の方に差し上げます。 受付までお申し出ください。
当日の内容の報告を、当院のスタッフが書いてくれました。 次の記事をご覧になってください。 今後も健康教室を不定期ながら行なって行きたいと考えています。 (院長)
★ 健康教室開催 ご報告と感想 ★
事務長 森永 真紀
去る11月4日(水)に1年ぶりに健康教室開催いたしました。 お忙しい中、沢山の方々のご参加ありがとうございました。 今回のテーマは「“脳力”を落とさないための日頃の心がけ」でした。 当日の資料ご希望の方は受付スタッフまでお声かけ、お願い致します。
認知症になる原因として、平均寿命が延びたこと、生活習慣病の増加、ストレス増加や睡眠不足などが、挙げられていました。 大切なのは規則正しい生活、バランスの摂れた食事と適度な運動、そして毎日を楽しんで前向きな気持ちで生活すること(笑顔で!)、簡単そうで難しいですよね・・。 私はあまり運動をしないのですが、毎朝ラジオ体操を半年間位続けています。 それと通勤での30分程度のウォーキング。 これからも続けていこうと思っています。 無理をせず、日頃の心がけは忘れないように一日一日の積み重ねを大切にして過ごしていこうと改めて感じました。 最後にみんなで認知症予防体操をしましたが、なかなか上手くは出来なくて笑ってしまいましたが、楽しかったです。
● 新スタッフの自己紹介 ●
看護師 横山 恵美子
初めまして。 10月末より勤務させていただいております。 出身は奈良ですが、就職や家族の転勤などで大阪、兵庫、愛媛、徳島に居住いたしました。 方言が時々混じりますが、皆様と地方の体験など楽しくお話し出来ましたらと思います。
愛媛の伊予弁に、そうしようわい(そうしよう)と言うのがあり、語尾に~わいを付けます。 この方言は耳に心地よく、居住当時に私もよく使っておりました。
以前は市民病院や医院、保健・健診センターなどで勤務させていただいており、その間に介護保険に興味を持ち学習いたしました。 おかげで親の介護で大変役立ちました。
これからは嶋田クリニックにおいて、特に在宅訪問でこの経験を役立てたいと思っております。
最後に改めて初心に戻り、患者様やスタッフの皆様方とともに日々成長していきたいと思います。 至らないこともあるかと思いますが、どうかご指導の程よろしくお願いいたします。
● 紅葉の高野山へ 日帰り職員旅行 ●
看護師 山戸 直子
10月29日(木)、今年も(院長が主催してくださった)日帰り旅行(紅葉の高野山)の日がやってきました。 院長パワ―で快晴、院長が作成してくれたパンフレットを片手に、毎年バス旅行が多い中、今年は堺東から、特急こうやで高野山へ!(前日は小学生の様に、これで忘れ物は無いかとそわそわ)私の嫁ぎ先も、高野山真言宗で、高野山へ法事で来ることも多いのですが電車で来る事は少なく、何か新鮮、高野山開創千二百年記念で、各寺院さんで特別な品々を拝見させてもらう事が出来ました。 線香の香りが心を落ち着けてくれる、ご先祖様有難う、家内安全、健康をお願いする。 これも院長が毎年職員の労をねぎらって、いろいろな所へ連れて行ってくださるお陰です。
紅葉も始まり、紅葉にうっとり(私達も紅葉に負けてないかな・・・笑)、昼食は、宝城院にて精進料理に舌づつみ(あつあつのリンゴのてんぷらが珍しかった)。 お土産も皆各々で探し求める。 帰りはバスで、車中ではなぞなぞゲームに盛り上がり、午後6時半頃にクリニックに帰り着きました。 楽しい一日はあっという間に過ぎました。 普段勤務中、各職員はとても忙しくていろいろと話をする事も少ないですが、院長・副院長先生が色々な機会をもって下さる。 今年の春以来(諸事情で)退職職員も数名あったが、皆で乗り切り、新しい看護師さんも来てくれました。 これからも皆で、先生たちを盛り上げ、クニックを盛り上げていきたいです。 院長・副院長先生ありがとうございました。
● (久々に)「院長の好きな言葉」シリーズ ⑤ ●
「のぞみ」はなくても「ひかり」はあります
国際日本文化研究センター所長、文化庁長官も務めた河合隼雄さんは、元気が出る名言をたくさん残されています。 その中でも私が一番好きな"語り"があります。・・・『「"光"は全てのものの中で一番速い」というのは間違いです。 "光"より速いものがあるんです。 それは"望み(のぞみ)"です。太陽から、ここまで光が届くのに8分かかるんです。ところが僕が太陽に「お願いします」と望んだらパッと一瞬にして届く。だからのぞみはひかりより速いんです(笑)。』 ご存じの通り、東海道新幹線の特急には、「のぞみ」「ひかり」「こだま」がありますが、「のぞみ」の方が「ひかり」より速いのはそういうことか!(ほんとかな?)とガッテンしました。
このお話には、面白い"続き"があります。 では、「"望み"がない時はどうするのか?」・・・
『「のぞみはもうありません」と面と向かって言われ、私は絶句した。 ところがその人が言った。 「のぞみはありませんが、ひかりはあります」
なんとすばらしい言葉だと私は感激した。
このように言ってくださったのは、 もちろん、新幹線の切符売場の駅員さんである。』(夜遅い新幹線の駅での、乗客と駅員さんとの会話で、その日最終の「のぞみ」が出てしまったあと、まだ「ひかり」の発車時刻には間に合うという状況なのでした)
以上はジョークですが、つらくても『望みはなくても光はあるんや』と思うようにしています。 (院長)