院内報「こころ」Medical Journal KOKORO
◆ 年頭にあたって: 辰年に関連して ◆
皆様、明けましておめでとうございます。 今年は十二支五番手の辰年です。 「辰」は「動いて伸びる」「整う」の意味とし、草木が盛んに成長し形が整った状態を表すと解釈されています。 後に「龍(竜)」が割り当てられ、それは十二支の中で唯一実在しない架空上の生き物です。 中国では鳳(ほう)・亀(き)・麟(りん)とともに四霊として尊ばれ、強くて立派なものという意味合いが強く、今年こそは何事も昇竜のように登り調子になって欲しいものです。 「辰」は、方角でおよそ東南東の方向、時間ではおよそ午前7時~午前9時を指し、旧暦3月を「辰の月」と呼びます。
また、今年の干支は「甲辰(きのえ・たつ)」で、「甲」(きのえ)は十干の1番目、生命の循環で言えば最初に位置し、生命が誕生した状態を表しています。 「陰陽五行思想」では「木の兄」と表記し、これは「木の陽」を意味し、五行の「木」は生長、柔和、曲直、春の象徴で、さらに「陽」は積極的や大きいといった意味です。 つまり「甲」は、急成長、寛大、屈曲、発展といったことを表しています。
以上より、「甲辰」の本年は、「春の暖かい日差しが大地すべてのものに平等に降り注ぎ、急速な成長と変化を誘う年」になりそうです。 何かと暗い出来事が多い昨今、皆が穏やかに幸せに過ごせる、明るい年になってほしいと心から願わずにはおれません。
なお、「辰」の年の恵方は東北東(正確には、東北東のわずか東寄り)になります。 (恵方にはその年の福徳を司る神・歳徳神(としとくじん)が降臨し、立春から節分までの一年間、諸々のことに大吉とされる方位です。) 今年の節分には東北東の若干東寄りを向いて「恵方巻き」を食べましょう。
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年始恒例のことわざ調べ、年頭にあたり、龍(辰)にまつわる格言・ことわざ・比喩を調べてみました。 やはり龍は英雄、豪傑の象徴とされていますね!
以下、龍に関する表現を見ると元気が出ます!
●雲蒸龍変(うんじょうりゅうへん)
雲がわきあがり龍がそれに乗って不思議な働きをする。 英雄・豪傑が機会を得て世に出て活躍するたとえ。
⇒ <類義語> 飛竜乗雲(ひりゅうじょううん)、竜驤虎視(りゅうじょうこし)(竜のようにのぼり、虎のようににらむこと)、竜蟠虎踞(りゅうばんこきょ)(竜がとぐろを巻き、虎がうずくまるように、すぐれた能力を存分に発揮すること)
●竜は一寸にして昇天の気あり
俊才は幼い時分から非凡な所があるということ。
●竜に翼(を得たる如し)
もともと強い竜に翼を与えれば無敵となることから、勢いの強い者に更に威力を添えることのたとえ。 「鬼に金棒」と同じ意味でしょうか。
●竜の雲を得る如し
竜が雲を得て天に昇るように、英雄豪傑などが機に臨んで盛んに活躍するたとえ。
●登竜門(とうりゅうもん)
「竜門」とは、黄河上流にある竜門山を切り開いてできた急流のことで、その竜門を登りきった鯉がいたならば竜になるという言い伝えから、人の立身出世の関門を「登竜門」と言うようになったそうです。
●竜虎の争い
虎や竜同士が戦うように二人の強い者が戦うことのたとえ。 阪神と中日の戦いではありませんゾ!
●画竜点睛を欠く(がりょうてんせいをかく)
よくできていても、肝心なところが欠けているために完全とはいえないこと。
●逆鱗に触れる(げきりんにふれる)
天子の怒りに触れること。 転じて目上の人を激しく怒らせること。 逆鱗というのは竜のあごの下にある逆さまに生えたうろこのことで、このうろこに触れると竜の怒りを買うという伝説からきているという。
●竜頭蛇尾(りゅうとうだび)
初めは勢いがよいが、終わりの方になると振るわなくなること。 そうならぬように気を付けましょう。
・・・ 皆様、良い年になってほしいですね!(院長)
♡ 挑戦し続けていきたい ♡
看護師 細井
2023年は、挑戦の一年でした。 仕事は、勤務体制を変えて今まで従事したことのない新たな分野に挑戦し、プライベートでは全くルールも分かっていなかったゴルフを始めました。 ゴルフは夫が経験あるため、夫に教えてもらうのと同時にYouTubeを観て色々覚え練習しています。 新しいことを知るのが楽しく、仕事では少しずつですが知識が増え経験重ねていくことができ、ゴルフは空振りばかりであったのがボールに当たり飛ぶ回数も増えてきつつあります。
始める前は緊張や不安もありましたが、新たな出会いもあり、スポーツの楽しさ・深さを知ることができ踏み出して良かったと思います。
家事の合間で勉強していたり、素振りしていたりするので、子供達は「母さん、はまってるなぁ」と言っています。 私の姿をみて少しでもいい影響が与えられればいいなと思っています。
職業柄、生と死を目の当たりにすることが多くあります。 健康で身体を動かせる有り難さを日々痛感するため、2024年も思い切り人生楽しみながら挑戦していきたいと思っています。
♡ 近江八幡へ:日帰り職員旅行記 ♡
事務スタッフ 田中
嶋田クリニックの秋の職員日帰り旅行で、近江八幡方面に行きました。 初参加でしたのでドキドキの朝を迎えましたが、天候にも恵まれ、バスで無事金剛輪寺に到着しました。 国宝大悲閣本堂は、鎌倉時代の代表的な和様建造物として国宝に指定されており、国の重要文化財に指定されている仏像が何体も安置されています。 入ってみると空気が変わる感じがして、お寺の醸し出す厳かな雰囲気と仏像の迫力に圧倒されました。 名勝庭園での深紅に染まる色鮮やかな紅葉は、『血染めのもみじ』と広く知られており、今まで見た中で1番濃く明るい赤色をした紅葉で、見惚れてしまうほど綺麗でした。
紅葉を満喫した後は、創業75年の日本料理・ひょうたんやで極上近江牛懐石を堪能しました。 肉・肉・肉づくしのまさにほっぺたが落ちるとはこういう事かと実感しました。
お腹も満たされ八丁堀めぐりに向かいました。 ここで少し道に迷ってしまったのですが、幸い転じて福をなすとはこのことで、食後の良い運動にもなり、到着した和舟の上ではやっと乗れたーという安堵感と、心地いい風に吹かれながら風情ある景色を見るという気持ちのいい時間を過ごせました。
その後はクラブハリエで有名なラコリーナへ。 お土産を買い、美味しいコーヒーを飲みながらの生どら焼きは最高でした。
秋を満喫し心もお腹も満たされた幸せいっぱいの楽しい1日でした。 このような旅行を職員の為にと考えてくださる院長・副院長に感謝し、初心忘るべからず日々頑張りたいと思います。
♂ 言葉の「表」と「裏」♀
- 言葉の意味を再認識!
一時期、私が大阪市大医学部の生化学教室でお世話になっていた頃、そこで研究をされていた先生(TH先生)はとてもユーモアあふれる先生で、お笑いやジョークを集めておられ、今でもSNSで面白いお話を送ってきてくださいます。 それを拝借させていただきました(了解をいただきました)。
年頭に当たり、何気ない言葉の持つ「深ーい」意味を味わい、人付き合いをどうぞ円滑に!(院長)
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<言葉の表と裏 その1>
1) 良い時計してますねぇ。(←話しが長いんだよ!)
2) よう知ってはるなぁ。(←黙れ!)
3) シャレたもん、着とるなぁ。(ダサい!)
4) 美味しそうに食べはりますなぁ。(音を立てて食べんな!)
5) 後から誰か来はりますの? (ドアを閉めんか!)
・・・・・・ 言われたら気を付けましょう!
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<言葉の表と裏 その2>
1)「あなたを思って言うけど」は、9割は自分のため
2)「こんなこと言いたくない」は、心から言いたい
3) 「そんなことない」は、大当たり
4) 「放っておいて」は、かまってほしい
5) 「大丈夫だから」は、助けてほしいサイン
6)「行けたら行く」は、行く可能性ゼロ
7) 「そのうち」は、一生訪れない
8)「もういい」は、全然良くない
※「毎日幸せな人、言葉の裏に隠された真実はこれ」から引用