11月~年末年始の休診予定日のお知らせ
当面の休診予定日をお知らせいたします。
11月24日(水)は都合により休診します。
 
<年末年始の休診予定>
★12月28日(火)午前診で、年内診療最終です。
(この日夜診はありません。)
★1月6日(木)午前診より、年始診療開始。
 
●1月8日(土)は休診いたします
 
◎ご病状が不安定で、年末年始に近隣の病院に受診できるようお手配ご希望の方は、ご相談下さい。
◎土曜日は不定期に休診いたしますので、ご予約なしに受診される場合は必ず電話にてご確認の上、ご来院下さい。
 
 
インフルエンザワクチン接種のお知らせ
 例年通り、当クリニックではインフルエンザワクチンの接種を行います。インフルエンザは特に1月~2月が流行時期で、インフルエンザワクチンを打つのであれば、流行期の前に打つ必要があり、10月末頃~12月末の期間に打つ必要があります。インフルエンザワクチンについては、(1)効果の不確実性 (2)ワクチンの副作用の可能性等、問題も指摘されていますが、当クリニックでは、ご老人や抵抗力が弱い方などインフルエンザにかかると大きな影響が出ると考えられる方々は受けることをお勧めします(小児に対する効果は十分ではないと言われていますので、15歳以下の方は最低2回打つ必要があります)。
 
<費用>(ワクチン代 + 診察・手技料)
*始めて当院を受診される方 :3,500円 
*前回受診から間があいている方:3,000円 
*定期受診されている方・2回目(再診)2,000円
65才以上の堺市民の方は費用の公的補助があり1,000円で接種できます。
ご家族多人数で接種される場合は、費用を安くいたします(要相談)。
詳細はご相談ください。
 
 
冬の乾燥肌にご注意!
 冬には、気温が低いために体の新陳代謝が低下することに加え、空気も乾燥するために、肌がとても乾燥します。中高年の方は加齢による肌の保湿機能が低下するため、ことに冬にこの「乾燥肌」に悩まれる方が多いと思います。「乾燥肌」の状態では、かゆみが生じやすくなり、掻きむしると湿疹が生じやすくなり、かゆみがひどくなる・・・という悪循環が生じます。ひどくならないようにするにはどうすれば良いでしょうか?
 
・体が暖まり過ぎるとかゆみがひどくなります。
 よって、暖房の温度を上げ過ぎないこと、電気毛布も低温に設定して途中でスイッチが切れるようにすること、入浴も暑い湯につからず長湯しないことなど、体を温め過ぎないようにしてください。
 
・乾燥を防ぐ対策が必要です。
 たとえば、加湿器を用いて部屋の乾燥を防ぐこと、入浴中にかゆいからといって石けんを使い過ぎず、また、肌を擦り過ぎないこと(石けんを使い過ぎるととかえって皮膚の脂分が失われて「乾燥肌」がひどくなりますし、擦り過ぎると皮膚の構造を破壊して保湿能力を落とします)、入浴後も肌を強くこすらないようにタオルでふき、後で保湿剤を塗ること。
なお、保湿剤については、ご病状によって、外用薬として処方できます(尿素軟膏など)ので、院長・副院長に診察時にご相談下さい。かゆみの強い時や湿疹がひどい時には、場合により、副腎皮質ホルモンの軟膏等が必要となります。
 
 
◇食生活にもご注意!
 辛い食べ物やお酒も体を暖めるためかゆみを増す原因となります。さらに、ヒスタミン(又はその類似物)を含んだり放出させたりする食品をとり過ぎぬようにして下さい。例えば、たけのこ、ほうれんそう、なす、さといもはヒスタミン(類似物)を含みますし、トマト、いちご、チョコレートは体内でヒスタミン放出を促します。これらを食べ過ぎないように。(院長)
 
 
政府が進める『混合医療』解禁に
反対の声をあげましょう!!

 『混合医療』という言葉がマスコミをにぎわし、政府は推進しようとしているし、医師会や保険医協会などは反対と言っているし、一体『混合医療』って何?、と疑問に感じている方が多いと思います。
 現在、健康保険を用いて行う診療は、例外を除いて、「保険が効かない治療行為をしてはならない」とされています。逆に言うと、自由診療(保険が効かない医療)を行う時は、本来保険が効く部分も含めて自由診療とせねばならないとされています(ただし、予防接種や健康診断、生活改善を目的とした投薬(バイアグラやニコレットなど)等は保険診療との混在が認められています)。
 
 政府は、保険診療と自由診療を同時に提供(これが『混合診療』です)しても良いとする方針を打ち出しました。「お金さえ払えば保険診療の『枠』にとらわれずにいろんな選択肢を選べる」と「良い面」ばかりを政府は強調しますが、お金のかからない低質の医療しか保険が使えなくなり、お金のある人しか良質の医療を受けれなくなります(歯科では、保険が効く義歯と保険の効かない義歯が歴然と差が出ていますが、一般医療でも同様のことがおこるわけです)。曲がりなりにも現在のところ保険診療で良質な医療が提供でき得ていますが、混合医療が解禁になれば、保険財政を圧迫するものは保険適用をはずすことが容易になります。実際、ある民間議員が「軽度の医療、たとえば風邪」を公的保険適用からはずすことで「冬場の医療費が膨らむことを抑えたい」との発言がなされています。今、混合医療が認められれば、現在保険が効く医療内容をどんどん保険を効かなくさせていくことができるのです!!
 
 まさに『命を金で買う』時代の到来となります。ここががんばり時と考え、なんとしても阻止しなくてはなりません。 当面、患者の皆様にご署名等の依頼をさせていただくこととなりますが、皆様自身のためにも、ご協力をよろしくお願いいたします。(院長)
 
 
看護師 工藤真理のエッセイ
 淑女と紳士

 秋が深まってくると、なにかしらドライブで田舎を走りたくなりませんか?
 空気が澄んでくるので、空色と柿のオレンジ色が目に飛び込んでくるのです。
 数年前、後楽園の庭園を見に行った折、街をぶらぶらしてみようと路地に入り込みました。「万華鏡専門店」の看板に引き寄せられて中にお邪魔すると、ドライブインで売っている和風の筒型ではなしに、いろいろなものが並んでいます。
 望遠鏡風のもの、ペンダント型のもの、水が入っているものなど。
 サンタのような店主が薦めてきます。「どうぞのぞいてごらんなさい。ご婦人が好まれるものが見えますから。」 「ふむふむ。な~る。ビーズやリボンね。優雅にうごめいてるな。」オイルが入っている物だと、動くスピードがなぜか泳いでいるような気持ちにさせてくれるのだ。
 次々覗いていると、「いけません!それは絶対に。殿方用なんです!」とのたまう店主。
 <この時代に?それとも見たら顔が赤くなるような物なのだろうか?> 気の弱い私であるから、逆らえないのである。
 横では、男同士、「あ~。見える。へー。ははは。」「どうです!」とか盛り上がっている。<ほんとに、いややねー。>
 結局何も、買わないまま店を後に。
 夫に、「ほんで一体なんなん? 何が見えたん?」「車の部品とかもろもろ。え?もしかしてなんか想像してたんちゃう?」 <いやーほんとに好かんタコ。>
 
 外はいそいそクリスマスの飾り付け。 年々早まってきますね。 今年も後わずか。 楽しく過ごしましょうね。