院内報「こころ」
Medical Journal KOKORO
◆当面の休診日のお知らせ◆
当面の休診予定日をお知らせいたします。
お間違えのないようご注意下さい。
*1月31日(土)は休診いたします。
*2月28日(土)は休診いたします。
◎土曜日は不定期に休診いたしますので、ご予約なしに受診される場合は必ず電話にてご確認の上、ご来院下さい。
新しい年を迎えて
遅目の年頭の辞
明けましておめでとうございます(ちょっと遅いんとちゃうか~)。私どものクリニックも開院して丸7年を過ぎましたが、ここまでやって来れたのも通院して下さる患者様のおかげと感謝しております。
しかしながら、患者の皆様にとって、年々、窓口でのご負担が増え、患者の皆様のご負担が増える分、我々医療機関に対する目も厳しくなって来ていると自覚し、ご負担に見合うだけの医療内容の充実をはかり、健康教室の開催や院内報(この「こころ」誌)の発行なども従来以上に努力していきたいと考えております。 定期通院の方ができるだけ待ち時間が少なくなるように、また、ゆっくりと時間をかけた診療ができるようにと、診察は予約制を基本としておりますが、一方、急にご体調を崩された方に対して、いかに速やかに診させていただくか、予約の方の診察と急病の方の診察と、どう両立させるかが課題と認識しております。
さらに、『患者様が何でも気軽に尋ねることのできる、フランクな関係維持』、『的確な診断、治療』、『時期をはずさないように専門医への紹介』『近隣病院との緊密な関係維持』『在宅医療の充実』等、従来からの目標を達成・維持できるよう、職員一同頑張りますのでよろしくお願いいたします。(院長)
猿にまつわる格言・ことわざ
「生き方」を見直す一助に・・・
今年は申年です。猿にまつわる格言・ことわざを振り返ってみたいと思います。猿のイメージから軽卒を戒めるものが多いようです。
●猿の尻笑い(同義=目くそ、鼻くそを笑う他)
猿が仲間の猿のお尻が赤いのを見て笑っている様子を指し、自分のことは棚に上げて人を嘲笑することをいいます。猿の柿笑いも同じ意味です。自分自身のこともよく分からないのに、他人のことをあれこれ言う様は、はたから見て滑稽というほかはありません。
●猿に烏帽子(えぼし)/沐猴(もっこう)にして冠す
その人物の外見や地位が不釣り合いなことを指します。教養のない愚か者や小人物がうわべだけを飾る様子をたとえます。人間には謙虚さが必要なのです。
●猿の水練、魚の木登り
まったく逆のこと、見当違いのことをするのを指します。「軽卒」を戒める格言です。
●猿も木から落ちる(同義=弘法も筆の誤り他)
達人でも時には失敗することもあります。何ごとにも「寛容の精神」が大切なのです。
●猿に木登り(同義=釈迦に説法他)
相手が得意としていること、知り尽くしていることをわざわざ教えることです。余計なおせっかいは慎んだ方が無難でしょう。
●猿の空じらみ
猿が格好だけで虱(しらみ)をとっていないという意から、見かけは用事をしている振りをしていても、実は何もしていない様子を指します。こんな人が職場に結構いたりして・・・。
(以上、大阪医師信ニュースより転載・修正)
格言、ことわざは昔からの知恵の結晶だと思います。言葉をしっかりと味わい、自分の生き方の教訓としたいと思います。(院長)。
新スタッフ自己紹介コーナー
看護師 川本典子(昨年10月入社)
当院で勤務させて頂き、早3ヶ月が過ぎました。徐々に業務にも慣れてもよい頃ですが、まだ周囲を見渡す余裕もなく勤務している様な気がします。私は4歳と2歳の子供がおり、家庭では毎日笑い一杯の育児戦(?)を展開しております。“いつも明るく笑顔を忘れず”が私の人生の基本です。やや楽天的な私ですが、素晴らしいスタッフに支えられ、患者様の苦痛を軽減できる様、一生懸命がんばっていきたいと思っております。今後とも宜しくお願い致します。
「あの看護師さんはどうしているの?」と、この頃見かけない看護師スタッフのことをお尋ねになる患者様もおられますが、この約1年、出産、体調不良、家庭の事情等で、当院を支えてくれた看護師たちが退職せざるを得ない状況が続きました。スタッフたちには「末永く働いてほしい」と言ってますが、各事情からやむを得ず彼女たちは退職しました。新たに入社した看護師たちも厳選して優秀な人ばかりですので、暖かい目で見守ってやって下さい。(院長)
(シリーズ)看護師 工藤真理のエッセイ
「初 詣へ」
ここ数年のお正月の行事の一つは、<初詣ウォーキング>である。遅く起きて、お餅を食べると丁度年賀状がポストに届く時間だ。家族別に分けると、じっくり眺めるのは後にとっておく。
昼には何を食べるか話しつつ靴をはく。昔は着物を着せられて窮屈だったが、今は着物を着付けることができない。新しい服で改まることも無い。こうして、どんどん手抜き・季節感無しの生活だ。(まあ強いて言えば、飲み会で季節の巡りを感じると言おうか)
どの国でも、宗教と年間行事は密接に結びついているものだが、わが家では宗教も避けているため、ますます離れていくのだ。
知人が、「毎年お正月どこへお参りしている?」と聞くので、世間ではそういうことが本当にされていると気づいたのだ。
お気に入りのコースは、まず桜井神社へ。 <こおどり>で有名だ。神社が近づくにつれ、人が増えて賑やかだ。境内では火が焚かれてる。煙がまた御利益が有りそうで、側に寄って深く深呼吸。家族で盛装の人達や、うれしそうなペットたちを見ていると微笑ましい。
外に出ると、車道をひたすら歩く。沿道の田圃や畑を横目に。第二ラウンドは、まだ遠い。目的地が見えないと家族から文句が飛ぶ。汗をかく頃、妙見さんの看板が見えてくる。妙見さんの下に小さい川があって、目をこらしていると、ひょろ長い足で優雅に立つものがある。 <サギ>である。餌を探しているのだ。団地ばかりの場所から近いのにと驚かされる。
勾配のきつい坂を登り詰めると、妙見さんだ。ここは人も少なくて、ゆっくりできる。神社は幾つか<お社>があって、鏡と狐が置いてある。覗いてみるとぼんやりしか映らなくてちょっと不思議だ。ここは星にまつわる伝説があるようだ。ミステリーを感じたい方には、いいかも。ぱんぱん。今年も皆さまにとって幸多い年でありますように。
風邪にご注意! 基本を忘れずに!
最近、SARSやら鳥インフルエンザやら、ぶっそうなウイルスがはびこってます。正直、我々も恐ろしく感じています。しかし、冬の感染症対策としては、過労や睡眠不足を避ける、栄養をしっかりとるなど、体の抵抗力を落とさぬこと、暖房時に加湿器をつけるなどして部屋の乾燥を防ぐこと、人込みをさけ、うがいと手洗いをしっかりする、以上の基本が何よりも大切です。(院長)