院内報「こころ」
Medical Journal KOKORO
◇11月~年末年始の休診日のお知らせ◇
11月~年末年始の休診予定日をお知らせいたします。
お間違えのないようご注意下さい。
*11月1日(土)は休診いたします。
*11月25日(火)は全日休診。
*11月29日(土)も休診いたします。
◎年内の診療最終:
12月26日(金)午前中まで。
◎年始の診療開始:
平成15年1月5日(月)午前9時より。
(但し、1月5日(月)は夜診は休診します)
<年末年始の休診期間>:
12月26日(金)午後~1月4日(日)。
インフルエンザワクチン接種をご希望の方へ
インフルエンザは特に1月~2月が流行時期で、インフルエンザワクチンを打つのであれば、流行期の前に打つ必要があり、10月末頃~12月末の期間に打つ必要があります。
最近の研究で、大人であれば1回の接種でも十分と言われています。インフルエンザワクチンについては、(1)効果の不確実性 (2)ワクチンの副作用の可能性等、問題も指摘されていますが、当クリニックでは、ご老人や抵抗力が弱い方などインフルエンザにかかると大きな影響が出ると考えられる方々は受けることをお勧めします(小児に対する効果は十分ではないと言われていますので、15歳以下の方は最低2回打つ必要があります)。
特に今年は昨春問題となったSARSとインフルエンザが初期症状が似ているため、インフルエンザにかかりにくくして鑑別を少しでも容易にする目的で、 予めインフルエンザワクチンを接種することを勧められています。
当院でもワクチン接種を行いますので、御希望の方はお申し込みください(要予約)。 ワクチンは実費ですが、65才以上の堺市民の方は費用の公的補助があり、1000円で接種できます。
詳しくは受付までお尋ねください。(院長)
嶋田クリニック健康教室のご案内
第15回健康教室講座
『風邪・インフルエンザの予防 と対策
SARSの話題も含めて』
◎日時:平成15年12月9日(火)
午後1時30分~(約1時間半)
◎場所:栂文化会館3階第3講座室
毎年冬になれば風邪やインフルエンザにかからないように気を配らねばなりません。今回の健康教室はこの『風邪・インフルエンザ』をテーマにお話いたします。まずは予防からということで、基本は手洗い・うがいの励行ですが、他にも基礎体力づくりなどを進める、栄養摂取を充実させるなど、基本を踏まえる必要があります。予防に必要な日常の対策、さらにかかった場合の養生の方法など、わかりやすくお話したいと思います。また、昨春に世界を震撼させたSARSも、いよいよこの冬猛威を奮うのではないかと心配されていますが、このSARSについても現在判明している範囲で話題に出したいと考えています。
お誘い合わせの上、多数の御出席をお待ちしております。
※参加費無料。資料準備の都合上、参加ご希望の方は受付までお申込み下さい。当クリニックの患者さん以外の御参加も歓迎いたします。
ベルランド総合病院
『24時間医療連携登録カード』のご案内
(本誌第21号と同内容再掲)
ベルランド総合病院では、ご病状が普段から不安定な患者さんが、緊急時にいつでも受診できるよう、前もって登録しておく制度があります。そのためには、ベルランド総合病院へ「かかりつけ医」からその患者さんの情報を登録する必要があります。登録がなされた患者さんには『24時間医療連携登録カード』が発行されます。緊急時にベルランド総合病院に連絡し、このカードを持って受診すれば、いつでも診てもらえます。この登録をご希望の方は、院長・副院長に、診察の際にお申し出下さい。(登録に際し、紹介状が必要なため、文書料がかかります)。(詳細は直接お尋ね下さい)
ただし、(1) 普段から当クリニックに「かかりつけ」であること、(2) 病状の不安定な慢性疾患を持っておられることが必要で、(3) 登録しているご本人しかカードは使えません(ご家族など、他の人は使えない)。
年末年始などの休診の多い時期に体調が悪くなったらどうしようとご心配される方は、ぜひ登録されることをお勧めします。(院長)
院長のお勧めする書籍紹介
最近院長が読んだ本のうち、ぜひ皆さんにも読んでいただきたいものを院長の‘独断と偏見’で選びました。ご参考にしてください。
『元気が出る患者学』
柳田邦男著 新潮新書 720円+税
病気にかかり戸惑った時、どう医療機関とつき合っていけばよいのか、家族として、どう患者本人と向かい合っていけば良いのか、等について指針を示してくれる、いわば病気と向かい合うためのガイドブックです。今一度、患者の皆さんに読んでいただきたい良書です。
『ふしぎの植物学 』
田中 修著 中公新書 760円+税
自分の仕事とはあまり関係のないものを読んでみたくなって読んだ本で、あるラジオ番組で薦められていたものです。植物たちが必死で生きてゆくためのしくみや工夫がとても興味深く書かれていました。医学・医療と全く別分野の本ですが、私も読んで生物全体への洞察が少し深まった気がします。この本を読むことで、私たちの心が落ち込んでいる時や逆境にいる時でも、植物たちのけなげに生き抜く姿を思いいたすならば、きっと元気になれそうな気がします。
老人医療受給者証をお持ちの方へ
高額医療の支給申請(登録)を!
1ヶ月に窓口で支払った医療費合計額(但し保険診療分のみ)が月額上限額を超えた場合、超えた分が高額医療費として払い戻されるという制度があるのをご存じでしょうか?(上限額:1割負担の方は12,000円、2割負担の方は40,200円、減額証明書の方は8,000円)
実際、医療費の一部が払い戻されるのに、登録していないために払い戻されていない事例がかなりあるとのことです。堺市では一度登録すると、あとは自動的に高額医療費が生じれば指定の口座に払い戻されます。登録しないと払い戻されません。堺市では、お住まいの管轄の支所へ行って、そこの保険年金課で登録ができます。登録には、老人医療受給者証、健康保険証、印鑑、医療受給者本人の預金通帳(郵便局はダメ)が必要です。1ヶ月の支払いが月額上限額を超えていなくても、超える可能性の高い方はぜひ、登録して下さい。詳しくは、お住まいの管轄の支所の保険年金課にお問い合わせください。
◇嶋田クリニックの「こころ誌」の過去発刊分は、クリニックのホームページで見ること ができます。インターネットで下記アドレス にアクセスしてぜひご覧ください。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~shima-cl/