<11月~年末年始の  休診予定日のお知らせ>
 11月~年末年始の休診予定日をお知らせいたします。お間違えのないようご注意下さい。
*11月2日(土)は休診いたします。
*11月22日(金)は全日休診。
*11月30日(土)も休診いたします。
 
◎年内の診療最終:12月27日(金)午前中まで。
◎年始の診療開始:平成15年1月6日(月)午前9時より。
 
<年末年始の休診期間>:
12月27日(金)午後~1月5日(日)。
 
 
インフルエンザワクチン接種をご希望の方へ
 インフルエンザは特に1月~2月が流行時期で、インフルエンザワクチンを打つのであれば、流行期の前に打つ必要があり、11月初め~12月末の期間に打つ必要があります。
 最近の研究で、大人であれば1回の接種でも十分と言われています。インフルエンザワクチンについては、(1)効果の不確実性 (2)ワクチンの副作用の可能性等、問題も指摘されていますが、当クリニックでは、ご老人や抵抗力が弱い方などインフルエンザにかかると大きな影響が出ると考えられる方々は受けることをお勧めします(小児に対する効果 は十分ではないと言われています)。
 
 当院でもワクチン接種を行いますので、御希望の方はお申し込みください(要予約)。
ワクチンは実費ですが、65才以上の堺市民の方は費用の公的補助があり、1000円で接種できます。
 詳しくは受付までお尋ねください。
 
 
嶋田クリニック健康教室のご案内
第12回健康教室講座 『骨粗鬆症の予防と対策』
 
◎日時:平成14年11月21日(木)
  午後1時30分~(約1時間半)
 
◎場所:栂文化会館3階第2講座室
 
 今回の健康教室は再び『骨粗鬆症』をテーマにお話いたします(3年ほど前にも同じテーマでお話ししました)。ご老人の寝たきりとなる原因として、転んだ際の骨折が大きな比重を占めています。ことに女性の場合、更年期が終わって、女性ホルモンの分泌が少なくなるのと併行して骨粗鬆症の発生が増えていきます。
 
 骨粗鬆症とは、「骨が弱くなって折れやすくなる状態」を指します。発生を防ぐためには若い時からの対策が必要です。また、骨粗鬆症が発症しても、それ以上進ませないことが肝要です。骨が弱くならないためには、太陽の光を十分に浴びながらの適度な運動を続けること、偏食を無くすことがまず必要です。
 
 しかし、骨折の危険が高まった病態に対しては、薬物療法も必要です。骨粗鬆症に対する薬物療法のあり方も、最近見直されてきています。最近、従来の薬剤と比べて骨密度を増加させる効果 が良い新薬が使えるようになりました。治療のトピックスや検査法なども含め、日頃お感じになっている疑問点にお答えできるよう、詳しくお話させていただく予定にしております。 お誘い合わせの上、多数の御出席をお待ちしております。
 
※参加費無料。資料準備の都合上、参加ご希望の方は受付までお申込み下さい。当クリニックの患者さん以外の御参加も歓迎いたします。
 
 
「似たもの夫婦」は病気まで
     Nikkei BP MedWaveより転載点

 「似たもの夫婦」という言葉があります。長い間一緒に暮らしていると、顔立ちや言葉遣い、食べ物の好みまで似てくるという意味ですが、英国で行われた調査では、なんと夫婦では病気まで似てくることが判明。特に喘息やうつ病、胃潰瘍では、夫婦の一方がこれらの病気にかかっている場合、もう一方も発病する確率が7割以上も高かったとのことです。
 
 たとえば風邪のようなウイルスや細菌で起こる病気なら、夫婦の一方が感染すれば当然もう一人も同じ病気にかかりやすくなります。しかし、高血圧や高脂血症、あるいは喘息、うつ病といった慢性疾患の場合、「夫(妻)がその病気にかかっている」というだけで配偶者が同じ病気にかかりやすくなる理由は見当たりません。
 
 とはいえ、これらの病気は生活習慣も一因となっており、太っている、たばこを吸う、あるいは高齢になるだけでも発症率が高くなります。
 そこで、英国で「夫婦が同じ病気にかかる確率」が調査・研究され、明らかにされました。
 すると、夫婦の一方がうつ病にかかっていた場合、もう一方がうつ病である確率は、配偶者がうつ病ではない人の2.08倍になることが判明。同様に、胃潰瘍(2.01倍)や喘息(1.69倍)、高血圧(1.32倍)、高脂血症(1.44倍)でも、夫婦で同じ病気にかかる確率が高いことがわかっりました。一方、糖尿病や虚血性心疾患、脳卒中では、こうした相関は認められなかったとのこと。
 
 この研究を行なった学者は、「夫婦では食生活や運動習慣が似ており、これがこうした“夫婦で共有しやすい病気”の発症に重要な役割を果 たしているのでは」と考察しています。夫婦で共有しやすい病気で受診した人には、その配偶者も、同じ疾患にかかっていないか検討する必要がありそうです。 (院長)
 
 
ベルランド総合病院
『24時間医療連携登録カード』 のご案内

 ベルランド総合病院では、ご病状が普段から不安定な患者さんが、緊急時にいつでも受診できるよう、前もって登録しておく制度が始まりました。そのためには、ベルランド総合病院へ「かかりつけ医」からその患者さんの情報を登録する必要があります。登録がなされた患者さんには『24時間医療連携登録カード』が発行されます。緊急時にベルランド総合病院に連絡し、このカードを持って受診すれば、いつでも診てもらえます。この登録をご希望の方は、院長・副院長に、診察の際にお申し出下さい。(登録に際し、紹介状が必要なため、文書料がかかります)。
 
 ただし、(1) 普段から当クリニックに「かかりつけ」であること、(2) 病状の不安定な慢性疾患を持っておられることが必要で、(3) 登録しているご本人しかカードは使えません(ご家族など、他の人は使えない)。 (院長)
 
 
染毛剤による皮膚炎が増加中!
 老若男女を問わず毛染めがファッションとしてすっかり定着していますが、それに伴い、染毛剤による「かぶれ」が激増しています。染毛剤はアレルギーを起こしやすく、頭皮にかゆみやフケ、湿疹という形で出現することが多いのですが、顔面 の腫れやシミ、手指のかゆみや湿疹といった、離れた場所に起こることも多く、診断が難しいケースもあります(薬液を洗い流す時に頭皮以外の部分に広がったり、頭皮から血中に入って全身の反応になったりするため)。急なかゆみや湿疹などが発生した場合、毛染めなど、ファッションに関連する原因も念頭に置く必要があります。それでも毛染めを希望する場合は、ヘアマニキュアなど、体にやさしい別 の方法に変える必要があります。(院長)