院内報「こころ」
Medical Journal KOKORO
<休診日のお知らせ>
*4月14日(土)(内科学会参加のため)
*5月12日(土)(神経学会参加のため)
◎土曜日はおおよそ月1回臨時に休診となりますので、今後も土曜日の休診日にはご注意下さい。
<診療に関するお知らせ>
*4月2日(月)~4月7日(土)の期間は副院長(文子Dr)が研修の為不在です。
(院長は通常どおり診療します)
*4月13日(金)は院長が学会参加の為不在です。
(副院長のみ診療にあたります)
◎ふだん、毎週月曜~金曜の午前診は院長と副院長の2診制です。予約をされていない方、急にご体調の悪くなった方は、できるだけ月曜~金曜の午前診(10時30分までに)にお越しください。なお、11時以降は副院長または院長が在宅医療に出かけてしまいますので、予約なしにお越しの場合は10時30分までにお越し下さい。
院長の口癖・アドバイス集
(保存版ですよ~!)
診察させていただく時に院長が患者の皆様に口癖のように申し上げるアドバイスがあります。皆様にぜひ知っておいていただきたいことなので、ここにまとめてご掲載いたします。きっと、「院長からいつも聞いていることだ」と思われる方もあると思います。
◇「1年のうち自律神経が乱れやすい3つの時期があります;それは春先、梅雨時、秋口です」・・・めまい、立ちくらみなど自律神経の失調症状をおこしやすい人は特にその時期は無理しないように。
◇「風邪をひいたら食べることよりも水分をしっかり摂ることを優先すること」・・・風邪をひくと胃腸の働きも落ちることが多く、無理して食べるとかえって嘔吐や下痢を助長することがあります。また鼻汁や喀痰などで水分が出て行きやすく、水分が不足すると鼻汁や喀痰が粘っこくなって出て行きにくくなることで鼻詰まりや咳がひどくなり、風邪が直るのが遅れます。風邪をひいたらお茶(日本茶がベスト)やスポーツドリンクなどで水分を十分摂りましょう。
◇「血圧は時々刻々と変化するものです。一時的な血圧の変化に一喜一憂しないこと」 ・・・血圧はその時の精神状態、気温、体調などで大いに変わるものです。それも一瞬のうちに変化します。血圧を気にし過ぎるとかえって血圧が上がることになります。血圧が高いときは、体を休め、深呼吸を繰り返し、5分位たってからもう一度血圧を測ってください。
◇「急な温度変化を避けましょう」・・・ 急に気温が変わる所に行くと、血圧の急激な変化を起こしてふらついたり、脳梗塞や心筋梗塞などの血管の病気をひき起こす引き金となったりします。ふだんから温度差があまり出来ないように空調の温度設定に気をつけたり、こまめに着ているものでコントロールしたりいたしましょう。
◇「夜遅くの食事は避けましょう」・・・ 食事をとってから寝るまでの時間が短いと、寝ている間も胃腸が働きつづけるので胃腸の負担がかかる、腸からの栄養の吸収が高まり肥満につながる、就寝中に作られる尿への排泄物質が多くなり結石を作りやすい等の弊害があります。(そういう院長も守れず反省・・・)
患者の皆様へ
事務主任:嶋田和子
昨年の10月でクリニックも満4年を迎えました。スタッフも開院当時6名だったのが、今は事務員・看護婦あわせて計11名となり、患者さん一人ひとりに心くばり・気くばりが十分にさせていただけるようにとスタッフ全員が心掛けております。皆様のお蔭をもちまして、クリニックも皆様に親しんでいただき多くの顔なじみの方ができましたし、そしてその方からのご紹介で新たに患者さんがクリニックへ来院していただくという理想的な輪で、たくさんの患者さんが毎日来院して下さり、心からうれしく思っております。
リハビリ室も広くなりましたし、副院長が診療に加わることで待ち時間のご負担も少なくなったと思います。また、同じビルの下階に薬局ができたことを期に、院外処方せんを昨年から発行させていただいておりますが、かえって患者さんのご不便をおかけしております。
しかし、お体のご不自由な方やご事情で薬局に処方せんを持って行きにくい方等、その時々に応じてご希望があれば事務スタッフが薬局の職員と連携して対応させていただいておりますので、何なりとお声をかけて下さいませ。患者さんがまた当クリニックに来院したいと思っていただけるよう、スタッフ一同いつも心新たに勤務させていただきたく思っております。
医療における危機管理
看護婦主任:山根靖代
看護婦主任:山根靖代 昨今、医療機関における医療事故が大きく報道されています。某有名病院で起こる医療ミス、よく調べると原因は単純なミスがほとんどです。私達のクリニックも規模の差こそありますが医療ミスを起こす可能性があるという点では同じ状況にあると言えます。『命』を預かる医療従事者として日頃から『危機管理』に対する取り組みは きわめて重要なことと考えます。
私達のクリニックでは、点滴などの注射・採血・処置における薬品使用時は、常に看護婦2人の目で医師の指示を確認しカルテにサインを記しています。嶋田クリニックは、安全確認を行うことで患者さんに安心して治療を受けていただきご病状を回復していただくことを心より願い、皆様から信頼していただけるクリニックを目ざしております。
今号から、クリニックのスタッフからのメッセージを載せてまいります。皮切りに事務・看護婦双方の主任からのメッセージを掲載いたしました。(院長)
受診の有効活用のために
ふだん患者さんを診させていただいている院長からアドバイス。
1. 「健康管理ノート・ファイル」を作りましょう:検査結果や薬剤情報などは皆様自身の健康状態・治療経過を示す重要な情報です。時間順にファイルに綴じ込んでおきましょう。医療機関を受診する時も必ず持って行って見せましょう。また、時々の症状や、次回の受診時に聞きたいと思っていること、受診の時に医者などから話される内容の要点などをノートに記入しておきましょう。患者さんの本当の主治医は患者さんご本人です。
2. 担当医と十分な意志疎通をするために:診療時間が限られている中、皆様が伝えたいと思っていることを前もってノートなどに要点をまとめておいていただくと大変助かります。それをみれば短時間で病状を把握できますし、患者さんにとってもあとで「言い忘れた」と悔やむことも少なくなるでしょう。また担当医の指示内容もしっかりとメモしておくことも重要です。・・・医療機関側の不備ばかりが指摘される昨今ですが、患者さんの側としても心得るべきルールを守っていただくこともご自身のために重要であると考えますが、いかがでしょう?(院長)